ピラティスには、ただカラダを動かすだけではなく「動きの質」をつくるための原則があります。

ピラティス創始者のジョセフ・ピラティスは、この原則が「コントロロジー」で重要な要素だと位置付けています。人間のカラダは意識しないと、クセのまま、何となくで動いてしまう‥。だからこそ原則を通して、動きの質をつくる必要があるんですね。

今回は、ピラティスの6つの基本原則を紹介します。少しずつ原則を意識していき、動きの質を高めていきましょう。

むっく
むっく
こんにちは!今回は、ピラティスの6つの基本原則について解説するよ!
インストラクター
インストラクター
少しずつ基本原則を意識してみてくださいね。
6つの原則

ピラティスには、どの流派にも共通して大切にされている6つの基本原則があります。

それが「呼吸・集中・センター・コントロール・正確性・フロー」です。

この原則は、ただのルールではなく、創始者ジョセフ・ピラティスの「正しい動きは意識的に身体をコントロールすることで作られる」という思想から生まれています。ピラティスは、回数や強度よりも「動きの質」が重要なんです。

同じ動きをしていても、ただ形をまねるだけなのか、原則を意識して動くのかで、カラダへの刺激の入り方はまったく変わります。動きの質を大切しながらピラティスを実践してみましょう。

» ジョセフ・ピラティスについて

◆ 6つの基本原則

原則内容
呼吸動きのリズムを整えて、体幹を働かせる
集中動きに意識を集中して、細部に気づく力を高める
センターカラダの中心(背骨まわり・骨盤・体幹)を意識して動かす
コントロール何となく動くのではなく、正しく筋肉を使って意図した通りに動かす
正確性姿勢や方向、動きの位置を丁寧に整える
フロー一つひとつの動きを滑らかにつなげて、全身の協調性を高める
むっく
むっく
コントロロジーが後にピラティスと呼ばれるようになったよ!

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呼吸

Breath

呼吸(Breath)は、酸素を取り入れるだけではありません。呼吸が深まると、横隔膜や腹横筋、骨盤底筋などの深層筋が働き、体幹の安定性向上につながります。

さらに、動きのタイミングを整えるリズムにもなります。動きに慣れないうちは、無意識に呼吸を止めがちです。息を吐きながら伸ばすして戻すときにゆっくり吸いましょう。

呼吸を意識することは、集中力を高めたり、体幹を働かせて筋肉の連動した動きをスムーズにしてくれます。

むっく
むっく
日常生活では浅い呼吸になりがち、深い呼吸を身につけよう!

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集中

Concentration

集中(Concentration)して動くことで「どの筋肉を使いたいのか」「どこが動いているか」「体幹が安定しているか」など細部に気づけるようになり、動き全体が整っていきます。

この「気づく力」が高まると、カラダのクセや筋力の左右差、弱点部位などを得るだけではなく、体幹と手足の連動性の向上にもつながります。

実際にマシンピラティスを体験してみるとわかるのですが、ピラティス中は頭がフル回転状態になります。そのため、レッスン後は集中から一気に解放されて頭の中がクリアになり、心地よい状態を感じることができます。

むっく
むっく
日常生活にはない高い集中力するのは新鮮だよ!

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センター

Centre / Powerhouse

センター(Centre / Powerhouse)は、カラダの中心である背骨や骨盤、インナーマッスル(腹横筋・横隔膜・多裂筋・骨盤底筋)を意識することです。ジョセフ・ピラティスは、「パワーハウス」と名付けています。

センターが安定すると、体幹と四肢の動きの連携が高まり、肩や腰などの負担軽減につながります。

逆にセンターがうまく働かないと、動きの安定性が失われて、腰を反らせたり、肩に力が入ったりとカラダのクセが出やすくなります。

むっく
むっく
常に背骨や骨盤の正しい位置を崩さないように意識してみて!

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コントロール

Control

コントロール(Control)は、カラダのすべての動きを意図した通りに丁寧に動かすことです。

1つひとつの動きを勢いで動かさず、必要なところに必要なだけ力を入れます。コントロールの意識は神経系と深く関係していて、動きに対する「脳の指令精度」を高めます。

たとえば、一定の速さでゆっくり&滑らかな動きを繰り返すって想像以上に難しいんです。マシンピラティスの場合、負荷がスプリング(バネ)なので、伸縮に応じて負荷が複雑に変化するので、コントロールを鍛えるのに最適です。

むっく
むっく
力加減を調整しながら動きのスピードを一定に保つって難しいんだよね‥。

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正確性

Precision

正確性(Precision)は、正しい骨や関節の位置関係(アライメント)、関節の角度や方向、筋肉の使い方を意識します。

この正確性が高まるほどカラダを無駄なく効率的よく動かすことができます。正しい姿勢や動き行えれば、狙っ部位に刺激が入りやすくなるので、エクササイズの高い効果に期待できます。

むっく
むっく
普段、無意識の動作で意識しないことを意識してみよう!

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フロー

Flow

フロー(Flow)は、筋肉や関節、呼吸の連動が途切れず、動き全体が一つの流れとしてつながっていくようにします。

前の動きから次の動きへスムーズにつなげることで、関節の摩擦やねじれの軽減につながります。

連動性を高めることで、神経系にも動作パターンを学習させることができるので、日常の歩行や階段、立ち座りなども自然とスムーズになっていきます。

むっく
むっく
連続した動きを学習させることで、ゴルフやダンスなどのパフォーマンスアップにもつながるね!

08
まとめ

Summary

ピラティスの6つの原則は、質の高い動きをカラダへ再教育するための大切な土台となります。

呼吸・集中・センター・コントロール・正確性・フローは、一つひとつはシンプルですが回数を重なることでカラダの使い方を根本から変えてくれます。ピラティスの基礎となる原則を、少しずつ意識してみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。ピラティスの基本原則について、少しでも参考になったら嬉しいです。それでは。

この記事を書いた人

むっく

WEBデザイナー

マシンピラティスなど実際に体験した内容をもとに、ピラティススタジオなどのフィットネス情報を紹介しています。むっくの詳しいプロフィール

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