日常生活の何気ない姿勢や動きは、気づかないうちにカラダに大きな影響を与えています。長時間のスマホやパソコン、体重が偏った立ち姿勢など、長期間続くと深刻な健康問題につながる可能性も。
年齢を重ねるにつれて、筋力や柔軟性も低下してくると、さらに健康リスクが高まります。
この記事では、私が首や腰、膝にかかる負担について解説します。首の角度や立ち姿勢など、見直してみましょう。
参考:Surgeon’s Neck Posture during Spine Surgeries
スマホやパソコン、雑誌などを見るときに、首の角度を意識してみてください。頭の角度が下がるほど負担は大きくなります。成人の頭の重さを5〜6kgとしたとき、最大でおよそ27kgもの負担にも。
とくに、スマホは長時間使用になりがちで、ストレートネック(スマホ首)のリスクを高めるので要注意です。
首を下げやすい状況
- SNSやゲームによる長時間のスマホ使用
- 通勤・通学中のスマホ使用
- デスクワークによるパソコン作業
- 高い枕による就寝
- 食事中・寝る前のスマホ使用
- 待ち合わせや列に並んでいるとき
首の角度と負担
首の角度 | 首にかかる負担 |
---|---|
0° | 5〜6kg |
15° | 12kg |
30° | 18kg |
45° | 22kg |
60° | 27kg |
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姿勢による
腰にかかる負担
Waist
参考:Towards a better understanding of low-back pain
腰にかかる負担は、姿勢によってとても大きくなります。立っている状態を100%としたとき、座って前かがみになると約1.8倍。さらに、その状態で荷物を持つと約2.7倍もの負担がかかります。
長時間のデスクワークを姿勢が悪い状態(猫背など)で作業をしていたり、重い荷物を上げるときは注意しなくてはいけません。
姿勢と腰の負担
姿勢 | 腰の負担 |
---|---|
仰向けで寝る | 25% |
横向きで寝る | 75% |
立つ | 100% |
立って前かがみになる | 150% |
立って前かがみで 荷物を持つ | 220% |
座る | 140% |
座って前かがみになる | 180% |
座って前かがみで 荷物を持つ | 275% |
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歩く時に
膝にかかる負担
Knees
参考:日本スポーツ整形外科学会
膝にかかる負担は、立っている状態で体重分かかります。ウォーキング時には、2〜4倍。階段の登り降りでは、なんと4〜7倍の負担が膝にかかります。体重が増え、筋力が下肢の筋力が低下すると、さらに怪我のリスクが高くなることに。
運動と膝の負担
運動 | 膝の負担 |
---|---|
立っている状態 | 体重分 |
ウォーキング | 体重の2〜4倍 |
階段の登り降り | 体重の4〜7倍 |
ランニング・ジャンプ | 体重の10倍以上 |
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予防対策をしよう
Prevention
カラダに負担を軽減して不調を予防するには、意識的に正しい姿勢を保つことが大切になります。
ですが、運動初心者や運動不足だと、自分のカラダに合ったアプローチがわからず、姿勢を維持する筋力が足りないことが多いです。
マシンピラティスであれば、カラダを熟知したインストラクターの姿勢分析や指導、マシンの姿勢補助で安心して鍛えることができます。歪んだ姿勢を整えて、正しいカラダの使い方を効率的に身につけることができます。
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まとめ
Summary
首、腰、膝は、姿勢によって大きな負担がかかります。この負担が、これから5年、10年継続し続けたときに与えるカラダへのダメージは小さいわけがありません。今は大丈夫でも、何もしなければ筋力や柔軟性が低下して耐えきれなくなり、大きな痛みのトリガーに。
マシンピラティスなら、解剖学を熟知したインストラクターの観察・指導とマシンによる姿勢・負荷の補助で、運動不足でも怪我のリスクを最小限にして鍛えることができます。
本気で不調予防や健康なカラダ作りをするなら、ぜひマシンピラティススタジオへ一度足を運んでみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。