「背中が丸い気がする」「肩や腰に痛みがある」そんな姿勢の悩みを抱える人に、ぜひ知ってほしいのが背骨の構造です。

たとえば、ピラティスではロールダウンという動きがあります。シンプルな動きですが、じつは背骨の24個の骨を丁寧に1つずつ動かしてアプローチします。背骨の構造がわかると、なぜピラティスが姿勢を大切にしているのかが理解しやすくなります。

今回は、初心者向けに背骨の構造について解説します。背骨を整えるメリットを知りたい人は、ぜひ最後までお付き合いただけると嬉しいです。

むっく
むっく
こんにちは!今回は背骨について解説するよ!

背骨は、椎骨(ついこつ)という骨の連なりで構成されています。上から、頸椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨と呼びます。頸椎から腰椎までは、24個の椎骨で成り立っています。

背骨全体の形をみると、S字のカーブを描いています。この曲線は、頭部を支えて体重の負荷を分散、運動時の衝撃吸収など、直立二足歩行の人間にとって重要な役割をもちます。

背骨の構造(頸椎、胸椎、腰椎)

背骨のS字カーブの役割

  • 運動時の衝撃を吸収
  • 体重による負荷を分散
  • 直立姿勢のバランスを保つ
  • カラダの動きに柔軟性を与える
インストラクター
インストラクター
背骨の柔軟性が失われると、内臓など衝撃から守れなくなってしまいます。

02
頸椎
(けいつい)

Cervical vertebrae

頸椎は、首の骨のことです。背骨は全部で椎骨が24個あり、そのうち上の7個が頸椎になります。番号で「C1〜C7」と呼ばれます。

約5〜6kgある頭を支えて、動きをつくる(上下・左右・回旋など)役割をしています。

頸椎を整えるメリット

  • 首・肩こり、頭痛の予防緩和
  • 姿勢が整い若々しい印象になる
  • 自律神経が安定する

◆ よくある不調

頸椎のよくある不調は、長時間のデスクワークやスマホ操作による「スマホ首」です。

頭が前に出る姿勢になることで、首に大きな負荷がかかり、肩こり・首こり・頭痛などの原因につながります。

むっく
むっく
スマホを見ているときの首の角度に気をつけよう!

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胸椎
(きょうつい)

Thoracic vertebrae

胸椎は、背中の真ん中あたりの背骨です。12個の椎骨で構成されています。番号で「T1〜T12」と呼ばれます。

胸椎は肋骨とつながっていて、上半身のかごのような形(胸郭)を作っています。胸の動きをはじめ、内臓を守ったり、呼吸にも大きく関わっています。

胸椎を整えるメリット

  • 猫背・巻き肩の予防
  • 肩こり・腰痛予防
  • 呼吸が深くなり疲れにくくなる
  • しなやかなラインの美姿勢が作れる

◆ よくある不調

胸椎のよくある不調に、背中が丸くなる「猫背」があります。猫背は、肩こりや腰痛につながるだけではなく呼吸が浅くなる原因になります。

呼吸が浅くなると、自律神経のバランスが崩れて、集中力が低下や疲れやすくなるなどの多くのデメリットがあります。

むっく
むっく
知らない間に呼吸が浅くなっているかも‥。

04
腰椎
(ようつい)

Lumbar vertebrae

腰椎は、腰部分の背骨のことです。背骨の椎骨24個のうち、下の5個が腰椎です。番号で「L1〜L5」と呼ばれます。

背骨の中で最も大きくて強い骨で、上半身の重さを支える柱の役割をしています。

腰椎を整えるメリット

  • 腰痛などの予防
  • 骨盤の歪みが整う
  • 呼吸が深くなり疲れにくくなる

◆ よくある不調

腰椎のよくある不調に、「反り腰」があります。反り腰になると、カラダの痛みに加えて、ぽっこりお腹や太ももの張りなど見た目が悪くなってしまう原因に繋がります。

放置すると、坐骨神経痛や変形性膝関節症、慢性的な腰痛など、悪化するリスクが高くなるので気をつけなければいけません。

むっく
むっく
腰椎は、体幹がコルセットの役割をしてくれんだ!

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よくある背骨のトラブル

Trouble

背骨のトラブルは「骨」だけの問題ではなく、筋肉・関節・神経・姿勢バランスの複合的な問題につながります。日頃の姿勢習慣や運動習慣で、正しい姿勢を維持できるようにすることが大切になってきます。

海外の研究でも、姿勢不良によって背骨が歪むと、さまざまな機能障害を引き起こすことがわかっています。

参考:A systematic review and meta-analysis on effect of spinal mobilization and manipulation on cardiovascular responses

症状
スマホ首首・肩こり、頭痛など
猫背肩こり、浅い呼吸、疲れやすいなど
反り腰腰痛、ぽっこりお腹など
側弯症肩の高さの左右差、背中の痛みなど
椎間板ヘルニア腰や首の痛み、しびれ、脚の痛みなど
むっく
むっく
治療になると、多くの時間と費用が必要になるから早めの対処をしよう!

06
良い姿勢を保つために

Cervical vertebrae

良い姿勢を身につけるには、歪んだ背骨を整えて正しいカラダの動きを学び、姿勢維持に筋力や柔軟性が必要です。そして、疲れたカラダのセルフケアも大切。

ですが、独学だと何をすれば良いのかわからないことも。マシンピラティスでカラダを熟知したインストラクターの指導のもと、効率的に意識変化や運動習慣を身につけると良いです。BDCピラティスのセルフケアの動画を紹介するので、ぜひ実践してみてください。

インストラクター
インストラクター
脳にインプットされた間違った動きを正しい動きに上書きしましょう。

07
まとめ

Summary

背骨の構造を知っておくと、インストラクターとの対話も理解しやすくなり、より知識を深めることができます。背骨の形や動きを頭でイメージできれば、動きの質も向上して効果アップに期待できます。日常生活で無意識に崩れているかもしれない姿勢にも、ぜひ意識を向けてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは。

この記事を書いた人

むっく

WEBデザイナー

マシンピラティスなど実際に体験した内容をもとに、ピラティススタジオなどのフィットネス情報を紹介しています。むっくの詳しいプロフィール

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