FISHING

渓流ウェーディングスタイル!水に浸かりたくなる装備とは?

釣り上がりを基本とする渓流釣りでは、対岸に移動したり奥のポイントを狙うために川に入り込むことがあります。水に浸かるための装備を整えることで、遡行時の安全性が向上し快適な釣行ができるようになります。狙うポイントも幅広くなります。ネイティブな渓流釣りでのウェーディング対策は必須になるので、ぜひ準備することをおすすめします。

渓流釣りでは、歩きやすい岸をず〜っと移動できるとは限りません。ときには、川に入り込んで回避することが必要になります。また、「川に入り込めれば、奥の好ポイントへ届くかも」という場面もあります。ウェーディングの装備をしないとこのような状況に対応できません。

  • BAD.1

    川の中を安全に歩けない

  • BAD.2

    冷水により体が冷える

  • BAD.3

    水濡れや蒸れによる不快感

また、川に入り込んだとしても、上がったときに水濡れや蒸れで不快になったり、川底で滑って転倒したり危険が伴います。釣り上がる渓流釣りでは、快適に釣りをするためにもウェーディング装備は必要不可欠です。

ニャンきち
ニャンきち
水に濡れると、体が冷えたり蒸れたり不快になるニャ!

02
ウェーディング

Wading Style

渓流釣りでは、対岸に行くために川を横切ったり、より奥のポイントを狙うために川の中に入り込むことがあります。これを「ウェ−ディング」といいます。このウェーディングには、主にウェーダーとゲーターの2つのスタイルがあります。釣り上がりをメインとする渓流釣りでは、ウェーディング対策は必要不可欠と言えます。

スタイルの種類

  • STYLE.1

    ウェーダースタイル

  • STYLE.2

    ゲータースタイル(ウェットスタイル)

この2つのスタイルには、それぞれ特徴があります。特徴を理解して自分の釣行に最適なスタイルを選ぶようにしましょう。

ニャンきち
ニャンきち
川に入り込めるようになると狙えるポイントも増えるニャ!

03
ウェーダースタイル

Wader Style

ウェーダーは、防水機能を備えた水に濡れないスタイルです。浅瀬からある程度の深場まで、水の中に入り込むことができます。防水により水に触れないので、長時間の水に浸かった状態での釣行や低水温による冷えから体を守ってくれます。

水に濡れないスタイル

  • POINT.1

    浅瀬から深場まで入り込める

  • POINT.2

    長時間の水に浸かった釣行ができる

  • POINT.3

    低水温による冷えから守る

ウェーダーは、基本的にオールシーズン対応することができます。水温が低い季節には防寒としても活用できます。本流の深場による長時間の釣行や障害物を回避など、幅広く活躍します。夏場は、汗をかいてしまうので蒸れが生じるので、透湿性に優れたウェーダーを選ぶとより快適になります。

ジョン
ジョン
本流の広い流域では、ウェーダースタイルが一般的なんだニャ!

04
ゲータースタイル

Gator Style

ゲーターは、防水機能はなく水濡れを前提としたスタイルです。ウェーダーに比べ身軽に動くことができ足を守ることができます。ウェーディングシューズへの砂の流入も防いでくれます。水を通すので蒸れることがなく、適度に足が冷やされ快適に釣行できます。そのため、水に長時間浸かる釣行には向いていません。足が冷えすぎたり、ゲーターが外れやすくなり安全な釣行が難しくなります。

水に濡れるスタイル

  • POINT.1

    身軽に動ける

  • POINT.2

    蒸れずに適度に足が冷やされる

  • POINT.3

    夏の暑い季節に最適

ゲーターは、蒸れにくく足を適度に冷やしてくれるので夏の暑い季節におすすめです。種類は、ソックス一体型と分離型があります。好みで選びましょう!

むっく
むっく
渓流釣りでは、水深も深くないからゲータースタイルがおすすめだよ!
ニャンきち
ニャンきち
夏は、ひんやりして気持ちいいんだニャ!

05
ソックス

Gator Style

ウェーディングスタイルは水に浸かるスタイルなので、ソックスも重要になります。ウェーディングに適したソックスがあるので忘れずにチェック!保温性や透湿性などに優れた素材を選ぶことで、足を快適さをアップさせます。ウェーディングスタイルにあったソックスを用意しましょう!

足元を快適にする

  • POINT.1

    足の保温性を高める

  • POINT.2

    速乾・透湿性に優れ、水濡れの不快感を低減する

むっく
むっく
肌触りもいいから、水濡れしても不快感を低減できるよ!

06
ウェーダーシューズ

Gator Style

ウェーダーシューズは、釣りに特化した靴です。渓流は、水濡れやコケ、デコボコ道で滑ることがあります。ウェーダーシューズは、靴底にフェルトなど特殊な素材を採用していてグリップ力を高めています。ウェーディングでは水に濡れることが前提なので、とくに防水加工はされていません。そのため、排水するための穴が空いているモデルが多くあります。思わぬ転倒は、大きなケガにつながります。渓流管理釣り場で整えられている場所であれば、汚れますが運動靴でも大丈夫です。ネイティブな渓流釣りでは、用意しておかないと入水や険しい道を歩くのに危険が伴います。

足元の滑りを防ぐ

  • POINT.1

    滑りやすい地面でグリップが効く

  • POINT.2

    足の負担を低減する

むっく
むっく
周りは岩だらけ。転倒しないために足元は万全の準備が必要だよ!

07
組み合わせ

Gator Combination

夏の暑い季節の釣行では、ゲーター、ネオプレンソックス、ウェーダーシューズの組み合わせがおすすめです。ネオプレンソックスは、厚みがあり保温性やクッション性に優れるので靴擦れの防止にもなります。

夏の組み合わせ

  • スタイル

    ゲーター

  • ソックス

    ネオプレンソックス

  • シューズ

    ウェーダーシューズ

その他にも、状況にもあわせて速乾タイツやボトムウェアの上に装着するのもよいです。クッション性がアップし、ウェアを擦れなどのキズから守ってくれます。さまざまな組み合わせを試して、自分のお気に入りのスタイルを探してみましょう。

08
まとめ

Summary

ウェーディングスタイルは、それぞれ特徴があります。季節や歩行距離、水に浸かる時間など、自分の釣行にあったスタイルを選ぶと快適に渓流釣りができます。遡行するときは、転倒や深場に気をつけ慎重に歩くようにしましょう。

ジョン
ジョン
夏はゲータースタイルが、ひんやりしておすすめだワン!
ニャンきち
ニャンきち
ウェーディングシューズも要チェックだニャ!
ティーチャー
ティーチャー
このページにでてきた用語のおさらいでやんす。覚えてるでやんすか?
ティーチャーの用語チェック
ウェーディング 川や海に水に入り込むこと
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