OUTDOOR

初心者におすすめのペグ!知っておきたい種類や選び方!

ペグは、テントやタープを固定するのに必須のアイテムです。ペグのタイプはさまざまあり、地面の質の得意・不得意があります。そのため、キャンプサイトに適していないと安定して固定できず、安全を確保することができません。そんな初心者の方が知っておきたいペグの選び方をご紹介します。

ペグは、キャンプなどのアウトドアで使う杭のことをいいます。ペグは、強風などでテントやタープが飛ばないように固定する役割があり、テント内を安全に守る重要なアイテムです。ペグはいくつかタイプがあり、キャンプサイトの地面の質にあわせて選ぶことで、安定して固定させることができます。素材や形状などペグの特徴を知って、最適なペグを選べるようにしましょう。

ジョン
ジョン
地面は、芝や砂浜、砂利地など、いろりろあるワン!

02
ペグの種類

Type

ペグには、いくつかタイプがあり、地面の質に適したタイプを選ぶことが、とても大切になります。耐久性にも違いがあるので、特徴を知っておきましょう。

鍛造(たんぞう)ペグ

鍛造ペグは、金属加工により強度に優れたペグです。硬い地面をはじめ、幅広く地面に対応できる万能型のペグです。初心者の方におすすめのペグです。鍛造ペグは、ストレートな形状のため、柔らかい砂地や雪では摩擦が弱く、抜けてしまうので扱ことができません。

  • GOOD

    芝、乾いた土、砂利地

  • BAD

    砂浜(柔らかい地面)

ピンペグ

ピンペグは、ヘッドがフック型でシンプルな形状のペグです。強度が高くないため、芝や土の打ち込みやすい地面に適しています。テントなどに付属されているタイプは、ピンペグであることが多いです。

  • 得意

    芝、乾いた土

  • 不得意

    砂浜などの柔らかい地面、砂利地などの硬い地面

プラスチックペグ

プラスチックペグは、プラスチック製なので軽量で扱いやすく安価なペグです。ペグハンマーもプラスチック製にしないと、ペグを破損させてしまうことがあります。強度は高くなく、砂地など柔らかい場所に適しています。

  • GOOD

    砂浜などの柔らかい地面、乾いた土

  • BAD

    砂利地などの硬い地面

U・Vペグ

U・Vペグは、断面がU字やV字の形状をしたペグです。地面との接地面積が広いため、柔らかい砂地などペグが抜けやすい地面に適しています。スタッキングができるため、重ねて収納できコンパクトに納めることができます。仮止めなど簡易的な使い方にもおすすめです。

  • GOOD

    砂浜などの柔らかい地面、乾いた土

  • BAD

    砂利地などの硬い地面

X・Yペグ

X・Yペグは、断面がX字やY字の形状をしたペグです。軽量で力が分散されるため、U・Vペグよりも強度に優れます。固い地面でも比較的カンタンに打ち込むことができます。使用後は土が残りやすいので、水洗いなどのお手入れが必要になります。

  • GOOD

    砂浜などの柔らかい地面、乾いた土

  • BAD

    砂利地などの硬い地面

03
ペグの長さ

Length

ペグの長さは、20cm〜50cmまでの長さがあり、特徴があります。ペグは長くなるほど固定力が高くなりますが、重くなり携帯性が落ちていきます。オールラウンドに扱える30cmを基準に、用途にあった長さを選ぶようにしましょう。

20cm

20cmのペグは、固定力が弱いですが抜群の軽量さと持ち運びやすさを備えます。ペグが長くないため、曲がったり折れにくい一面もあります。積載が限られるソロキャンプなどにおすすめです。

  • POINT.1

    軽量さと持ち運びやすさに優れる

  • POINT.2

    ソロキャンプにおすすめ

30cm

30cmのペグは、ほどよい長さと重さでオールラウンドに扱える長さです。大型のテントやタープでない限り、十分な固定力を発揮してくれます。芝をはじめ、砂利地や硬い地面におすすめです。

  • POINT.1

    オールラウンドに扱える

  • POINT.2

    幅広い地面の質に対応できる

40cm〜50cm

40〜50cmのペグは、地面深くに打ち込めるため風への耐久力が高くなります。大型タープやテントの固定におすすめです。ペグは長くなるほど風への耐久力が優れますが、重くなり持ち運びが大変になってしまいます。

  • POINT.1

    地面深くに打ち込め、風への耐久力が高い

  • POINT.2

    大型タープやテントの固定におすすめ

04
地面にあったペグの選び方

Ground

地面の質にあったペグを選ぶことで、固定力を最大限に発揮できます。固定力は、ペグと地面の接地面積の広さが関わります。硬い地面や芝などでは、鍛造ペグやピンペグなどが適しています。一方、柔らかい地面では、Uペグやプラペグなど接地面積が広いタイプが適しています。あわせて、強風が吹いても折れない高い強度も大切です。とくに大型のタープなどを設置するときには、高い強度のペグを選ぶようにしましょう。

05
おすすめ鍛造ペグ

Select

鍛造ペグは、強度が高く整地された土から硬い地面や砂利地まで、幅広く対応できる万能なペグです。砂地などの柔らかい地面に苦手ですが、ガンガン打ってしっかり固定できるので、初心者の方にもおすすめのペグです。

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約1tという強力な力で一気に断面を楕円形に潰した鍛造ペグ!抜群の強度を発揮!

防錆性能に優れた塗装と、1,000時間以上の塩水噴霧にも耐えるカチオン電着塗装がされています。

本数 8本
サイズ 28cm
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Jie Du
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硬い地面でも打ち込みやすく壊れにくい!石をも砕くほどの強靭さを備えたペグ!

ロープ抜けを防ぐ抜け防止デザインや、ペグハンマーのフックが掛かる丸穴設計で扱いやすいペグです。

本数 8本
サイズ 26cm
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スノーピーク(snow peak)
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消耗品という概念を変えた最強ペグ!根強い人気を誇るスノーピークのソリステ!

「ソリステ」と呼ばれるスノーピークの人気ペグです。固い地面にも確実にテントやタープを固定することができます。

本数 6本
サイズ 30cm

06
おすすめペグ

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TRIWONDER
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がっちり固定して安定感抜群!場や雪地などのやわらかい地面に強い、長くて広いU字ペグ!

普通のアルミペグより強度が高く、簡単に深くまでペグで掘ることができ、ゆるい地面にしっかり固定してくれます。

材質 アルミニウム合金
本数 6本
サイズ 31cm

オールプラスチック製で軽量!ペグの穴にロープが通せて便利に使えるプラスチックペグ!

ロングタイプのT型スティック状で土中での抵抗を高め、砂地などの柔らかめの地面で活躍します。

材質 ABS樹脂
本数 8本
サイズ 30.5cm
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Freell
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Y型形状に一度打ち込んだ地面から抜けにくい!打ち込みやすく、持ち運びも軽い!

2サイズのラインナップがあります。18cmは硬い地面、23cmは砂地などペグが抜け易い地面に、安定して固定することができます。

材質 ジュラルミン
本数 20本
サイズ 18 / 23cm

07
まとめ

Summary

ペグはキャンプサイトに適したペグを選ぶことで、安定した固定力を発揮します。固定が弱いと、強風や突然の突風でペグが抜けやすく、とても危険です。地面に適したペグを選んでしっかり固定しましょう。アウトドアの設営に欠かせないペグの扱い方を、ぜひマスターしましょう。

ジョン
ジョン
ペグは、いくつか種類をもっておくと対応できる幅が広がるワン!
ニャンきち
ニャンきち
万能な鍛造ペグは、用意しておきたいペグだニャ!
ティーチャー
ティーチャー
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