大自然の中で、チェアによりかかり、アツアツのコーヒーをすする‥。ホットウィスキーなんかもう‥。
そんな飲み物をおいしそ〜に演出してくれるのがマグカップですよね。キャンプといえば、焚き火やバーナーの直火で温めて、ふぅ〜と冷まして飲むシーンを想像する人も多いはず。紙コップじゃなんか味気ない‥。
でも、扱いに気をつけないと、唇や手をヤケドしたりケガの危険につながることも‥。しっかり直火対応のマグカップを選ばないといけません。
今回は、そんな直火で使えるマグカップをご紹介します。最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

直火で使うなら、ステンレスやチタン、ホーローがいい
マグカップを直火で使うなら、材質はステンレスやチタン、ホーローが候補になります。
今回は、ステンレスとチタンについてまとめてみます。
ステンレスは、熱伝導率が高いため、温まるのが早いのが特徴です。その反面、外気の影響を受けやすいので、寒いとすぐ冷えてしまいます。耐久性も高く、ガシガシ使い込めるのがいいところ。
チタンは、軽くて熱伝導率が低いのが特徴です。そのため、飲み口がアツアツになりにくのもいいところ。くちびるをヤケドすると、地味にストレスなわけで‥。直火で温めると、チタン特有の妖艶な青い焼き色がつくのも魅力で、気なる金属の臭いもない。ただ、ステンレスよりも価格がちょっち高くなります。
材質 | ステンレス | チタン |
---|---|---|
熱伝導率 | 高い | 低い |
金属臭 | ある | ない |
軽さ | △ | ◯ |
冷めにくさ | × | ◯ |
錆びにくさ | ◯ | ◎ |
02
マグカップの構造
Material

ハンドルが折りたためると、かなり収納しやすくなる
マグカップは、フォールディングハンドルといって折り畳めると収納しやすく持ち運びがラクになります。
構造は、シングルマグ(一重構造)とダブルマグ(二重構造)があります。直火で使うなら、シングルマグ一択。
ダブルマグは、二層になっているので保温・保冷に優れたタイプ。ですが、直火にかけると、二重構造内の空気が膨張して破裂の危険があるんです。だから、絶対に直火はNG。
じつは、スノーピークでは、シングルでも直火は禁止。一層なので破裂の危険はないものの、自己責任になります。焚き火だと、とくにハンドルや飲み口がアツアツになるわけで。ヤケドなどには、十分に気をつけて温めるようにします。
構造 | シングルマグ | ダブルマグ |
---|---|---|
直火 | OK | NG |
保温 | × | ◯ |
保冷 | × | ◯ |
錆びにくさ | ◯ | ◎ |
03
シングルマグ
Titanium Single
直火で使えるマグカップで人気とえいば、やっぱりスノーピーク。多くのキャンパーが愛用しています。ロゴもかっちょよく所有感も満たされる逸品。バーナーの直火による焼き色は、なんともいえない味わいになります。
絶大な人気を誇るスノーピークのチタンシングルマグ!チタンマグの定番!
錆びにくく口にしたときの金属の臭いもないので使いやすいマグカップです。
容量 | 300ml |
---|---|
サイズ | φ76.2 × 82mm |
材質 | チタン |
重さ | 50g |
チタンならでは軽さがいい、フタつきで便利に使える!
フタをすることで、灰などの侵入を防ぎ、コーヒーなどの温かい飲み物を冷めにくくすることができるマグです。
容量 | 330ml |
---|---|
サイズ | φ86 × 76.7mm |
材質 | チタン |
重さ | 14g |
熾火に気兼ねなく置けて、変色しにくいレーザーロゴが魅力なマグ!
ハンドルの赤いカバーによって熱くなりにくく、デザインもカッコいいマグです。
容量 | 300ml |
---|---|
サイズ | φ69 × 80mm |
材質 | チタン |
重さ | 約59g |
ステンレス製でシンプルなベルモントのマグカップ!
耐久性が高く、キャンプをはじめ、おうちでも使いやすいマグカップです。
容量 | 280ml |
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サイズ | φ75 × 80mm |
材質 | ステンレス |
重さ | 約84g |
04
ダブルマグ
Double Single
直火はできませんが、保温・保冷にこだわるならダブルマグ。冷たい飲み物でも、表面に水滴がつきにくいのもいいところ。
スノーピークのチタンダブルマグは、ドラマ「ゆるキャン△」のりんちゃん愛用のマグカップにもなっちゃってます。
厚い口当たりで心地よいフィット感!保温性に優れたダブルウォール!
二重構造で熱が逃げにくく、口元も熱くなりにくいスノーピークのマグカップです。ダブルマグは、別売りでフタもあります。
容量 | 300ml |
---|---|
サイズ | φ76 × 86mm |
材質 | チタン |
重さ | 106g |
軽くて丈夫なチタンのマグカップ!ほこりや灰を防ぐフタ付き!
おしゃれなイラストもかっこよく、専用フタや収納袋付きで使いやすいマグカップです。
容量 | 450ml |
---|---|
サイズ | 12.3 × 9.5cm |
材質 | チタン |
重さ | 147g |
中空二重構造で冷めにくい!ステンレス制でミラー加工仕上げのマグカップ!
錆びや衝撃、汚れにも強いキャプテンスタッグのマグカップです。
容量 | 350ml |
---|---|
サイズ | 12 × 9.1cm |
材質 | ステンレス |
重さ | 50g |
05
マグカップ用収納袋
Case
マグカップは、収納袋がセットになっているものとそうでないものがあります。
持ち運びがラクになるので、収納袋はあわせて揃えておくとよいです。選ぶときは、マグカップが収納できるサイズか忘れずにチェックです。
メッシュ素材を採用し、底部分はナイロンで補強したバッグ!
クッカーやチタンマグを収納できます。
容量 | 350ml |
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サイズ | 11 × 15cm |
材質 | ナイロン |
重さ | 12g |
シンプルでコンパクト!光を通さずにおいも移りにくい!
デリケートな茶葉やコーヒー豆など、湿気から守ってくれます。
容量 | 100g |
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サイズ | 7.3 × 7.9cm |
材質 | スチール |
06
まとめ
Summary
キャップでマグカップを直火で温めるなら、材質はステンレスかチタンでシングルマグが対応できます。商品説明で直火対応か、確認しておくことももちろん大切です。
直火は、マグカップがアツアツになるので、ヤケドやケガをしないように十分に気をつけてください。焚き火で温めるときは、耐熱グローブあると安心です。大自然のなか、お気に入りのマグカップで一息つくのは格別。気になるマグカップがあったら、ぜひチェックしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。マグカップ選びに少しでもお役に立てたら嬉しいです。それでは。
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