OUTDOOR

アウトドアで贅沢なコーヒーを楽しむ方法!特別な手間をかけると?

キャンプや登山、釣りなどのアウトドアで飲むコーヒーは、雄大な自然の景色と相まって格別なコーヒーになります。日常生活とは違う空間の中で、贅沢な時間を過ごすことができます。そんなアウトドアで活躍するコーヒーのアイテムや作り方をご紹介します。

キャンプや登山、釣りなどのアウトドアで飲むコーヒーは、さまざまな淹れ方があります。アウトドアで人気なのは、「パーコレーター」です。美味しく淹れるためにコツが必要ですが、そのデザインや淹れ方は、よりアウトドア感を演出してくれます。他にも、フレンチプレスやインスタントコーヒーなど、お好みの淹れ方でコーヒーを楽しんでみましょう。

淹れ方

  • STYLE.1

    パーコレーター

  • STYLE.2

    フレンチプレス

  • STYLE.3

    ドリップコーヒー

  • STYLE.4

    インスタントコーヒー

02
パーコレーター

Percolator

パーコレーターは、縦型ケトルにコーヒー豆を入れるバスケットを装着したスタイルが主流です。抽出したコーヒーは、コーヒーの油分を含み、ずっしりとした味わいになります。ポコポコと湯の沸騰音や辺りを包むコーヒーの香りを堪能できるアイテムです。

用意するアイテム

  • 1

    パーコレーター

  • 2

    コーヒーミル

  • 3

    コーヒー豆

  • 4

    ガスコンロ + ガス

パーコレーターは、ケトルの湯がバスケットのストレーナーを通り上部からコーヒー豆に湯がかかります。そして、その湯が再びケトルに戻ります。この湯の循環を繰り返しながら、コーヒー豆を煮だします。透明な取って部分からケトル内の湯の色が確認でき、コーヒーの色の変化で抽出具合を見極めます。抽出時間がとても重要で味を左右します。短いと薄い味になってしまい、長すぎると香りが飛んでしまい雑味のあるコーヒーなってしまいます。美味しいコーヒーの抽出時間を探求するのも、パーコレーターの楽しさのひとつと言えます。

パーコレーターの淹れ方

  • STEP.1

    バスケットを外して、ケトルで湯を沸かす

  • STEP.2

    沸いたら火を消して、コーヒー豆を入れたバスケットを入れる

  • STEP.3

    そのまま1~2分蒸らす

  • STEP.4

    再び火かけ、弱火にする

  • STEP.5

    取っ手部分から湯の色を確認する

  • STEP.6

    3~4分ほど火にかけて抽出する

03
ドリップコーヒー

Drip Coffee

ドリップコーヒーは、コーヒードリッパーを利用して淹れます。ペーパーフィルターの折り方を工夫したり、お湯の注ぎ方によって味を好みに調整してみましょう。コーヒーの油分はパーパーによってカットされます。ホットコーヒーとアイスコーヒーを淹れることができます。

用意するアイテム

  • 1

    コーヒードリッパー

  • 2

    ペーパーフィルター

  • 3

    ケトル

  • 4

    コーヒーミル

  • 5

    コーヒー豆

  • 6

    ガスコンロ + ガス

美味しいコーヒーを入れるポイントは、最初にお湯を全体に回しながら注いで蒸らします。1分ほど蒸らすようにしましょう。蒸らすためのお湯の注ぎは、ドリップする手前で止めます。再びお湯を注いでドリップするときは、落ちるコーヒーの色をみて、濃い色から薄い色に変わったときにドリッパーを外します。そのときがドリップ中でも、外すのがポイントです。

ドリップコーヒーの淹れ方(ホット)

  • STEP.1

    コーヒードリッパーにペーパーフィルターをセットする

  • STEP.2

    ペーパーフィルターにコーヒー豆をたっぷり入れる

  • STEP.3

    ドリッパーをカップにセットする

  • STEP.4

    コーヒー豆の中心にお湯を注いで1分ほど蒸らす

  • STEP.5

    コーヒー豆の中心にお湯を再び注ぐ

  • STEP.6

    ドリップするコーヒーの色を確認する

  • STEP.7

    ドリップの色が薄くなったら、ドリッパーを外す

  • STEP.8

    アツアツコーヒーの出来上がり

ボトルを使えば、アウトドアで手軽にアイスコーヒを作ることもできます。ぜひ、夏の季節に作ってみましょう。

ドリップコーヒーの淹れ方(アイス)

  • STEP.1

    コーヒードリッパーにペーパーフィルターをセットする

  • STEP.2

    ペーパーフィルターにコーヒー豆を多めに入れる

  • STEP.3

    ボトルに氷をセットする

  • STEP.4

    ドリッパーをボトルにセットする

  • STEP.5

    コーヒー豆の全体に回しながら注いで1分ほど蒸らす

  • STEP.6

    お湯を再びゆっくり注ぐ

  • STEP.7

    ドリップするコーヒーの色を確認する

  • STEP.8

    ドリップの色が薄くなったら、ドリッパーを外す

  • STEP.9

    ボトルのフタを閉めて軽く振って馴染ませる

  • STEP.10

    カップに注ぐ

04
フレンチプレス

French Press

コーヒプレスは、誰でもカンタンに淹れることができ、手順がシンプルなので味を安定させやすいです。コーヒーの油分も含まれ、手軽にコーヒーの香りや風味を味わうことができます。

用意するアイテム

  • 1

    フレンチプレス

  • 2

    ケトル

  • 3

    コーヒーミル

  • 4

    コーヒー豆

  • 5

    ガスコンロ + ガス

フレンチプレスの淹れ方

  • STEP.1

    フレンチプレスにコーヒー粉を入れる

  • STEP.2

    コーヒー粉全体になじむ程度に、お湯の量を注ぐ

  • STEP.3

    フタをして30秒ほど蒸らす

  • STEP.4

    残りのお湯を注ぐ

  • STEP.5

    スプーンなどで表面に浮いた粉を沈める

  • STEP.6

    プレスを上げた状態でフタをして、4分ほど待つ

  • STEP.7

    プレスをゆっくりと下げる

  • STEP.8

    カップに注ぐ

05
コーヒー豆について

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コーヒー豆は焙煎直後から酸化がはじまり、粉砕すると空気に触れる表面積が広くなり、さらに香りなど劣化が早くなります。ミルで挽くときは、淹れる直前に挽きましょう。粒が細かいコーヒー粉は、さらに表面積が広くなるので一気に劣化が進みます。アウトドアに持ち運ぶ場合は、密封容器に入れるようにしましょう。

酸化をできるだけ抑える

  • POINT.1

    淹れる直前に挽く

  • POINT.2

    密封容器に入れて保存

06
コーヒー豆の挽き方

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コーヒー豆は挽いたときの大きさ(粒度)によって違いがあります。コーヒー豆の成分をしっかり抽出するために、淹れる器具に合わせた挽き方をすることが大切です。豆の種類や焙煎度合いによって変わりますが、細かいほど濃くなり、粗いほど薄くなる傾向にあります。パーコレーターでは、粗挽きが適しています。細かくするとバスケットの穴をすり抜けてしまい、舌触りが悪くなったり雑味の原因になります。一度挽いた豆は、茶こしで細かい粉を振るい落とすことをおすすめします。ドリップコーヒーの場合は、中細挽きが適しています。中細挽きは、一般的に粉製品の基準となる細かさになります。

コーヒー豆の細かさ

  • パーコレーター

    粗挽き(ザラメ程度の大きさ)

  • ドリップコーヒー

    中細挽き(グラニュー糖程度の大きさ)

コーヒー豆は、粒の大きさを揃え摩擦熱を抑えることがポイントです。そして、微粉を出さないように、出た場合は、こして取り除くとよいです。力まかせにハンドルを回さず、一定の早さでスムーズに回します。アウトドアで美味しいコーヒを飲むためにも均一な大きさになるように意識して挽きましょう。

一定の早さでスムーズに回して挽く

  • POINT.1

    粒の大きさを均一にする

  • POINT.2

    摩擦熱を抑える

  • POINT.3

    微粉を、こして取り除く

07
おすすめパーコレーター

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キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
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ちょっとしたアウトドアでのコーヒータイムに重宝!手に馴染む木製のグリップもポイント!

パーコレーターならではの油分やコクが強いコーヒーを味わうことができます。ソロ用であれば、3カップのスタイルがおすすめです。

サイズ 170 × 105 × 145mm
沸かせる量 340ml 〜 540ml

雰囲気あるデザインがアウトドアにぴったり!香ばしいコーヒーの香りを楽しめる!

ステンレス製で容量も1.5Lあるので大人数のアウトドアやキャンプにおすすめのパーコレーターです。

サイズ 21.5 × 15 × 15cm
容量 1.5L
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コールマン(Coleman)
¥8,450
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家庭でも使用できる高級感のあるデザイン!ステンレス素材で耐久性も抜群!

ワイルドなキャンプスタイルでコーヒを味わいたいときにおすすめです。手で握る木の取っ手部分が、ステンレスの熱伝導を抑えてくれます。

サイズ 約12 × 23 × 17cm
容量 1.3L

08
おすすめコーヒードリッパー

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スノーピーク(snow peak)
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焚火台と同じように薄型に収納できるドリッパー!軽量でコンパクトさ抜群!

焚火台と同じ折り畳み式のコーヒードリッパーです。お洒落れに美味しいコーヒーをドリップできます。

サイズ 104 × 104 × 96mm
収納 170 × 140 × 14mm
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ユニフレーム(UNIFLAME)
¥2,200
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バネ構造で、1枚の板のようにして収納できる!収納、利便性に優れたコーヒードリッパー!

とてもコンパクトでキャンプなどにとても便利です。専用ケース付きで、ドリッパーとフィルターを入れることができます。

サイズ 135 × 120mm

09
おすすめフレンチプレス

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オールインワンシステムで真空断熱ボトルとフレンチプレス、マルチポットをひとつに!

真空断熱構造でコーヒーが冷めにくく、マルチポットとしても便利に活用することができます。

サイズ 28.5 × 10.4cm
容量 0.5L
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スノーピーク(snow peak)
¥6,721
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焚火にも耐えるタフなステンレス製で、熱を逃がさないダブルウォール構造!

ハンドルは握りやすい形状で、収納時は折り畳めることができます。パーツをバラすことができるので、洗いやすいプレスです。

サイズ 82 × 140mm
容量 450ml

10
おすすめコーヒーミル

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ポーレックス(Porlex)
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セラミック刃で金属臭がない!ハンドルをも収納ができるから携帯性も抜群!

粒度調整機能が付いているので、細挽き〜粗挽きまでカンタンにお好みの大きさで挽くことができます。

サイズ 5 × 13.5cm
重さ 250g
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パール金属(PEARL METAL)
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精巧な作りで、コーヒの風味を損なわない!取り外しができて水洗いも簡単!

金属臭がなく刃が磨耗しにくいので、使い始めの挽き味が持続します。洗いやすさにも優れています。

サイズ 46 × 135mm
重さ 219g
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青芳(Aoyoshi)
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ヴィンテージ感ある雰囲気が秀逸!手のひらに収まるサイズでアウトドアにも最適!

挽き心地も軽いセラミック刃を採用し、お手入れもしやすく錆びずにいつでも清潔に使うことができます。

サイズ 12.9 × 4.6 × 15.8cm
重さ 222g

11
お湯を沸かすアイテム

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スノーピーク(snow peak)
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アウトドアで本格的なコーヒーを楽しめる!注ぎやすさとキャリング性を兼ね備えたケトル!

デザインと使い勝手に優れたスノーピークのケトルです。ケトルの中も手が入るので、使用後はしっかり洗うことができます。

サイズ 230 × 130 × 190mm
収納 130 × 220 × 182mm
容量 1.0L
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Iwatani(イワタニ)
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アウトドアバーナーの決定版!風に強い構造でコンパクト収納できるから持ち運びがカンタン!

ソロキャンプや登山でのコーヒーなどの湯沸かし用に適した火力や収納性を備えたバーナーです。

サイズ 155 × 155 × 127mm
収納 82 × 68 × 109mm
重さ 約274g

12
まとめ

Summary

アウトドアのコーヒーは淹れ方によって、香りや味わいに個性が出ます。より美味しいコーヒーを作るために、ミルの挽き方や抽出時間は慣れが必要ですが、その試行錯誤も楽しさのひとつです。自然に囲まれ、コーヒーの香りに包まれながら贅沢な時間を過ごしてみましょう。。

ジョン
ジョン
ミルでガリガリ挽くときの香りは、たまらないワン!
ニャンきち
ニャンきち
ビギナーさんは、味が安定しないかもしれないけど、それも味わいなんだニャ!
ティーチャー
ティーチャー
このページにでてきた用語のおさらいでやんす。
ティーチャーの用語チェック
コーヒーの油分 コーヒーに含まれるオイルで、アロマオイルとも呼ばれる
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