渓流釣りに行くとき、天気はモチベーションを左右する大きな要素。そんな天気は釣果にも影響するといわれています。

雨の日は釣れなさそうよね、あたち心配だわ‥
雨だけどヤマメやイワナの釣果アップが狙えるのか、ちょっち心配…。釣れやすい天気と、その理由を知っておくといいかもです。
今回は、管理釣り場をメインとした渓流釣りの釣れやすい天気についてご紹介します。ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
目次
01
雨の日はチャンス
Rain & Cloudy

雨の日の渓流釣りって釣れる?
じつは、渓流釣りで雨や曇りは、釣れやすくなる傾向にあります。天気が良くないのは、モチベが上がらないかもしれませんが、じつは、多くのメリットが生まれます。まさに釣果アップを狙えるチャンス。
ただし、大雨によって川が増水して危険な場合も。管理釣り場のときは営業の事前確認は必須、ネイティブな渓流を釣行するときは、危険なので控えた方がいいです。
雨の日のメリット
- 適性水温になりやすい
- 人の気配が察知されにくくなる
- 餌が多く流される
- 上流の魚が下流へ流される
- 気圧の変化で魚の活性が上がる
雨の日デメリット
- 管理釣り場の営業の確認は必須
- 川の増水で危険度が増す
- 足元が滑りやすく水トラブルが起きやすい
02
渓流魚が好む水温になる
Water temperature

ポイントによって水温差はあるが、まずは知ることが大切
渓流魚は冷水魚といわれ冷たい水を好みます。その適正水温は、およそ7℃〜18℃。初夏〜初秋の水温が高くなりやすい季節の雨や曇りは、平均水温が下がり適正水温になりやすいメリットがあります。魚の活性が上がるので釣果アップに期待できます。

季節によって天気のメリットが変わる
猛暑で水温が高くなると活性が下がります。20℃以上になると、かなり渋くなる‥。
初春や初冬の寒い季節では、雨は水温をより下げて渓流魚の活性を下がることも。晴れた日の方が水温が上がり適性水温になりやすいです。
水温計を準備しておくと、水温を調べて活性の判断がしやすくなります。活性が低いと釣果アップは狙えません。猛暑日は、気温が上がる前の早朝(6:00〜)を狙うといいです。
雨や曇りで水温が下がる
- 水温が高くなりやすい季節に好材料
- 7℃〜18℃の適性水温になりやすい
- 渓流魚の活性が上がる
猛暑で水温が高くなる
- 水温20℃以上だと、だいぶ反応が悪い‥
- 炎天下の釣りは釣果が落ちがち
ペンシルタイプで使いやすく、見やすい水温計!
サイズがやや大きいですが、本体が金属ケースでガードされているので衝撃に強く割れにくくなっています。
サイズ | 127mm |
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03
釣り人の気配が察知されにくい
Stealth

天気がよく透き通った渓流では、魚からも人間が丸見え
雨は釣り人の気配が消えやすくなるので、ヤマメやイワナなどの警戒心が緩みやすくなります。
渓流魚は警戒心がとても強く、釣り人の影や声、足音に敏感です。雨音や水面が揺れることで、これらが渓流魚にとって感じづらくなり、釣り人にとって優位な状況になりやすくなります。
人影や気配が感じづらくなる
- 雨で水面が揺れる
- 日がないので魚の視界が暗くなる
- 水の濁りで目印やウキが見えにくい
- 雨音で声や足音が消える
04
雨の増水で餌が多く流される
Water flow

雨によって陸生昆虫や水生昆虫が流れる
雨が降ると渓流は増水して水流が強くなります。
そして、岩に付いていた川虫や川岸のバッタなどが流される機会がアップ。渓流魚にとっては超絶チャンスなので活性が上がる要素に。雨上がり後の水が濁った状況でミミズが効果的といわれるのはこのためです。
しかし、豪雨や濁流になるレベルになると魚も危険を感じ補食どころではなくなるので釣れません。このようなときは釣りをするのも危険なので釣行はやめましょう。
増水で水の流れが強くなる
- 陸生昆虫や水生昆虫が流される
- 渓流魚にとって捕食チャンスが増える
05
上流の渓流魚が下流へ流される
Flow

管理釣り場によっては、天然の尺イワナがかかることも
雨で増水して水流が強くなることで、源流の渓流魚たちが渓流域へ流されることがあります。
そのため、渓流域の魚の数が多くなり、釣果アップが期待できるかも。自然の渓流を利用している管理釣り場でも、天然のヤマメやイワナが釣れることがあります。思わぬ大物がかかることもあり、ちょっちアツい‥。
06
気圧の変化で魚が泳ぎやすい
Pressure
天気が悪くなると気圧が下がり低気圧になります。低気圧の影響は諸説あり。
そのひとつに、水面にかかる圧力が弱くなり魚が浮きやすくなるといわれています。魚が泳ぎやすくなるため、活性アップにつながるんだとか‥。
低気圧の影響
- 魚が浮きやすくなる
- 魚が泳ぎやすく活性が上がる
07
雨によるトラブル
Trouble

入水しないなら、専用靴と防水ソックスで安全性がだいぶ高まる
延べ竿の場合、雨に濡れることで節の固着や節落ちが起きやすくなります。釣行後は、濡れたままにせず、しっかり水分を拭きとって保管すると良きです。
竿のトラブル
- 固着や節落ちが起きやすい
また、自然の渓相をできる限り残している管理釣り場もあります。そのような場所では、足元が滑りやすくなり、転倒でケガをするリスクも高くなります。
スニーカーなどでは、足への負担も軽減できず水濡れによる不快感もちょっちヤバい‥。釣り用の靴や防水ソックスを準備しておくと危険を軽減できます。
足元のトラブル
- 滑りやすく転倒の危険
- 足が濡れて不快感
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素材 | ポリエステル |
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08
スマホの水濡れ対策
SmartPhone

スマホを完全防水カバーに入れておくと安心感がちがう
雨の水濡れは大きなストレス‥。とくに、スマホの水濡れは要注意です。長時間の雨釣行は、ウェアの防水機能が耐えきれなくなることも‥。スマホが入ったポケットに水が浸水して、大惨事になりかねない。
そんなときは、スマホ専用防水カバーに入れるのがおすすめ。雨や水没からばっちり守ってくれます。
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Fishing Memo
レインウェアを常備
下界では天気が良くても、渓流がある山奥では突然雨に降られることがあるニャ。ゴアテックスとか機能に優れたウェアやレインウェアを備えておくといいニャ。水濡れでカラダが冷えるのを軽減する役割もあるニャ。

09
安全に配慮して無理をしない
Safety
雨が降ると岩場など地面はとても滑りやすくなります。また、川の流れも強くなり思わぬところで足下を取られてしまうかもしれません。
思わぬケガや命の危険にも関わるので、悪天候がヒドいときは無理をせず釣りを見送るのがいいです。
雨の日の釣行
- 命の危険もあるので、無理な釣行は厳禁
10
炎天下は鮮度にも
気をつける
Keep

釣り初心者でも簡単に保冷管理ができる
夏の渓流釣りは、魚の鮮度にも要注意。釣ったらすぐに締めて、エラやハラワタを取り保冷が必要です。
夏は数時間で腐敗が進みやすい。身に透明感がなくなったり、腹骨が剥がれてくると痛みはじめのサイン。旨味も落ちる‥。

クーラーボックスで保冷もいいですが、車載冷蔵庫があると超便利。保冷最適温度5℃を維持&保冷剤のスペースも省けて広く使えます。
BougeRV(ボガヴ)の車載冷蔵庫は、省エネで操作も楽ちん。釣行時の食材や餌の保冷にもよく、1台持っておくとアウトドアやおうちでも重宝します。
車載冷蔵庫であれば
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- 食材や活き餌の鮮度を維持
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11
まとめ
Summary
暑い季節の渓流釣り、雨や曇りは釣り人にとって優位になり釣果アップが狙えます。晴れている日の釣行も心地よいですが、天気が悪いときには思わぬ大物に出会えるかもしれません。
なので、雨だからといって悲観的になる必要はないわけで。テンションが上がらないかもですが‥。
くれぐれも危険な釣行は避け、防水対策の装備をして安全な渓流釣りを楽しんでください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。渓流釣りの天気について、少しでもお役に立てたら嬉しいです。それでは。
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活性 | 魚が「餌を食べるぞ」というやる気 |