ニジマス釣りは、家族やカップル、子供まで気軽に楽しめる渓流釣り!自然を満喫したり食事もできます。仕掛けや餌もシンプルなので初心者でも安心して楽しむことができます。今回は、子供から大人まで楽しめるニジマス釣りのコツをご紹介します!
目次
01
ニジマス釣りのコツを知らないと
If

意外とカンタンに釣れたニジマス、たくさん釣れると思ったらアタリがなくなり、気づけば釣果を上げれずに終了…。そんなことありませんか?ニジマス釣りは釣り方などコツを知らないと、釣果を下げてしまったり釣れるチャンスを逃してしまいます。せっかく釣りにきたのに全く釣れないと、すぐあきてしまう原因に。さらには、塩焼きにして食べれないなんてことも…。渓流釣りといえば、塩焼き。食べれないと切ない気分になってしまいますよね。

こんなことに
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BAD.1
釣れるチャンスを逃して釣果ダウン
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BAD.2
釣れないので飽きる
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BAD.3
塩焼きを人数分確保できない
でも、心配はいりません!ニジマス釣りは、ポイントを押さえれば釣果アップを狙いやすい渓流魚。ぜひ、渓流釣りを楽しんで美味しい塩焼きを食べましょう!
02
場所は管理釣り場(釣り堀)へ
Place
ニジマス釣りは、自然の渓流を利用した管理釣り場(釣り堀)がおすすめ!管理釣り場は、トイレが常設されているので、安心して釣りができます。釣り場によっては、バーベキューやキッズたちが楽しめる「マスつかみ取り」も!道具も一式レンタルできるので、手ぶらでもOK!魚に掛かったハリが取れなかったり、釣った魚のハラワタとりなども係員さんにお願いできるので、初心者の方でも快適に楽しむことができます!

管理釣り場
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POINT.1
手ぶらで利用できる
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POINT.2
食事何処やトイレなどの設備がある
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POINT.3
ハラワタ取りや塩焼きなど係員にお願いできる
03
ニジマス釣りの時期
Season
ニジマス釣りって、いつでもできるの?一般的に、ニジマス釣りの時期は、3月から11月です。管理釣り場も、この期間を営業期間としているところがほとんど。釣り場によっては、12月まで受け付けています。

釣果アップを狙いやすい季節
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SEASON.1
4月〜6月の春頃
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SEASON.2
9月〜10月の秋頃
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WATER
7℃〜18℃が適水温
ニジマスなどの渓流魚の適水温は7℃〜18℃で、この範囲内だと活性が高いと言われています。4月〜6月の春や、9月〜10月の秋がハイシーズンで、釣果が上がりやすく狙い目!真夏は水温が高すぎたり、冬は水温が低すぎて活性が低くなってしまうので、釣果が下がる傾向にあります。
04
竿や仕掛け
Style
竿や仕掛けは、レンタルでも十分釣ることができます。ほとんどの管理釣り場では、一式セットでレンタルできます。まずは準備から釣り上げるまでの要領を知ることが大切です。レンタルのデメリットは、仕掛け(ミャク釣り、ウキ釣り)を選べないこと。管理釣り場がセットした仕掛けを使うことになります。

おすすめはミャク釣り
仕掛けは、ミャク釣りがおすすめ!ニジマスは川の流れに乗ってくる餌を補食します。ミャク釣りは餌を川の流れに乗せやすく、アタリがとりやすい釣法。魚のアタリがダイレクトに手に伝わるので、アタリの感覚を覚えやすく、緊張感を味わうことができます!ウキ釣りはウキから餌までの距離が固定されるので、ミャク釣りに比べると不自然な動きになりやすい傾向にあります。また、魚のアタリは手には伝わらず、ウキの動きで判断します。渓流釣りに慣れてきたら、延べ竿を用意して、ぜひミャク釣りにチャレンジしてみましょう!
05
ニジマス釣りの餌
Bait
ニジマス釣りの餌はイクラがおすすめ!事前に釣具店で購入しておくか、管理釣り場で購入することができます。イクラは、ハリに付けるのがカンタンで使い勝手抜群!「虫に触るの超絶無理なんですけどー!」という方でも扱えます。イクラをハリに刺すときはオレンジの目を避けるのがポイント!一度付けたら長時間使い続けず、マメにチェックして交換しましょう。中身がなくなっていたり、白くなったら交換の目安です。イクラは釣り餌用に加工されたイクラになります。食用のイクラは適していません。

イクラ

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POINT.1
オレンジの目を避けてハリに刺す
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POINT.2
状態をみて、マメに交換する
ムニョムニョ動く虫に抵抗がなければ、ブドウ虫も購入しておくと釣果が上がりやすくなります。イクラを使い続けるとニジマスはイクラに警戒心を持ちます。そのときに、まだ警戒心のないブドウ虫に切り替えることで釣果アップが狙えます!
初心者にやさしい定番の餌!
イクラは付け方が簡単で、管理釣り場で活躍してくれる初心者にもおすすめの餌です。
内容量 | 35g |
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いろいろな状況で使える万能なブドウ虫!
渓流で嗜好性が高い餌で、イクラで釣れなくなった時の餌替えにも効果的です。
1パック | 約28匹 |
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06
釣果アップさせるコツ
Point
ニジマス釣りは、渓流魚は警戒心が高いことと管理釣り場の特性を知っておくことがポイント!下記のポイントを押さえて、釣果アップ狙いましょう!
放流直後が最大のチャンス!
ほとんどの管理釣り場では、ニジマスを放流してくれます。じつは、この放流された直後の30分〜1時間が最も釣れる時間帯!魚は餌切りされているので、お腹ペコペコ状態で餌への警戒心がありません!なので、釣り休憩は控え、ドンドン仕掛けを投げましょう。時間が経つと、餌や人間の気配で警戒心が上がっていき、釣れなくなる時間帯が必ずやってきます。
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POINT.1
放流直後の30分〜1時間がチャンス
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POINT.2
必ず釣れなくなる時間帯がくる
緩い流れで水深があるポイントを狙う!
ニジマスは放流されるまでは、止水環境で群れを作った状態で育てられています。放流直後は、水慣れしていないこともあり、止水環境を探して群れを作ります。水深があり流れがほとんどないポイントをチェックしてみましょう。群れているので、仕掛けを投げれば高確率でヒット!時間が経過すると、水慣れしてきて流れのある場所などに散るので、狙うポイントを変えてみましょう!
魚との距離をあけ、大声を上げない!
初心者の方は、釣りをするとき水際に立って釣りをしてしまいがち。ニジマスは、水中から人間(動くもの)が見えています。人影は警戒心を高めてしまう要因になってしまうので、距離をあけましょう。また、大声や足音も厳禁!ニジマスの警戒心を高めてしまいます。
餌を切り替える!
イクラでニジマスが釣れなくなってきたら、餌を切り替えると効果的!警戒心がないブドウ虫などを餌にすることで、釣果アップが期待できます。餌の切り替え直後はチャンスなので、アタリに集中しましょう。ブドウ虫は、お尻からハリを通して、頭の手前でハリ先をだします。餌持ちがよく、内容物がなくなったり見た目が悪くなったら交換しましょう。
07
アタリがきたら
Hit
ニジマスのアタリがピクピクときたら、素早く竿を上げてあわせる必要はありません。手首を支点に瞬間的な勢いで竿を上げると、竿先が力を吸収してしまい、ハリ先まで力が伝わりにくくなります。力が伝わらないとバラしの原因に!ハリ先まで力が伝わるように、竿全体を後ろ斜めに、ジワジワっとあわせるようにします。
アワせるときは
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POINT.1
手首を視点にして合わせない
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POINT.2
竿全体で合わせるようにする
ニジマスなどのトラウトは口が硬い種類が多いので、しっかり力を伝えることが大切。力が伝わらないとハリが乗っているだけの状態で、バラしのリスクが高くなります。ニジマスは活性が低いと口にくわえてすぐ離します。竿先や糸の変化も見逃さないようにしましょう!
どうしても、アワセが合わないとき
ニジマスの活性が高いときは、「向こうアワセ」というアワセがあります。これは、魚まかせのアワセ。アタリがきたら、そのまま様子をみます。糸が動き出したらハリがしっかり刺さるようにあわせましょう。このアワセは、ハリを飲み込んでしまう可能性が高くなるのがデメリット。また、すぐに吐き出すことが多い低活性の渓流魚には向いていません。
08
ハリ外しは必須アイテム
Remove Hook
ニジマス釣りをしていると、釣っときにハリを奥まで飲み込まれてしまうことがあります。これは、誰もが一度は経験します。そのため、スムーズにハリを外すスキルは必須なのでコツを覚えましょう!隣で釣りをしている方が「ハリをとってもらうことできますか?」とお願いされることも少なくありません。針外しは、必ず糸を張った状態で行うのがポイント!どうしてもハリが外せないときは、係員さんにお願いしましょう。
針外しの使い方
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STEP.1
糸のテンションを張る
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STEP.2
Cの切り込みに糸を通す
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STEP.3
ハリに当たるまで押し込む
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STEP.4
さらに押し込んで外す
管理釣り場では、簡易なハリ外しを借りることができますが、自分で用意して使い慣れておくとよいです。素早く外すことで、リリース時の魚のダメージが少なくすみます。
ハリを挟んでクルッと回すだけ
ホールド針外しは、ハリを挟んで上下に揺するだけでハリが外れます。上下に揺すると針外しの先端がクルッと回転してハリを外します。ハリが反転するので抜き出す時に再度かかることがなくなります。ホールド針外しは、奥に押し込まなくてもいいため魚のダメージも抑えられます。
サイズ | 18cm |
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釣りビギナーにおすすめ
ループ状の先端にハリスを通して押すだけで外すことができます。抜き出すときも掛かりません。サイズがミニ、SS、Sの3種類あるので魚のサイズにあったものを選びましょー。釣り堀や釣り具で、よくすすめられる針外しです。
サイズ | ミニ、SS、S |
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09
手のニオイ対策
Smell
ニジマス釣りをしていると、餌の付け替えをしたり釣った時に魚を触ったりして手に臭いが付きます。洗ってもニオイが全然落ちない、なんてことありませんか?じつは、このニオイは、普通の石鹸ではなかなか落ちません。事前にアイテムを用意しておくと、そのようなストレスを軽減することができるのでおすすめ!
半永久的に使うことができる脱臭専用石鹸!
ステンレスと水と空気の触媒反応を利用した石鹸です。ステレンスなので錆びにくく半永久的に使える逸品です。使う時は、普通の石鹸と同じように流水で使います。
重さ | 87g |
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素材 | ステンレス |
魚市場や魚屋さんで使われている消臭剤!
車の中やタックルボックス、クーラーボックスの臭いを消すときはスプレータイプが便利です。イオンパワーで瞬感消臭してくれます。
サイズ | 90 × 50 × 190mm |
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内容量 | 300ml |
10
天気は釣果に影響する
Weather
「自然満載な釣りだから天気は晴れがいいー!」と思うかもしれませんが、釣果アップを狙うなら天気は曇りか小雨がぐらいがよいと言われています。渓流魚は警戒心が高い魚。晴れて水が透き通っていると魚からも人間が見えやすくなります。曇りで暗くなったり小雨で水面が揺れると、人間が見えにくくなり気配が感じ取られなくなるメリットがあります。
小雨や曇りはチャンス
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POINT.1
人間の姿が見えにくくなる
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POINT.2
雨で足音が消される
しかし、雨の日は、より足元が滑りやすくなり思わぬケガをするリスクも。ひどい天気の釣行は危険を伴うので控えましょう。
11
塩焼きにして食べる
Eat
ニジマスを釣ったらハラワタ取りをして、下処理を済ませます。処理したら串に刺し、塩焼きにして食べるのがおすすめ!渓流釣りの醍醐味ですね!管理釣り場を利用する場合は、専用の処理場でハラワタ取りを行います。有料ですが、係員さんにお願いして焼いてもらうことができます。焼き時間は30分〜1時間ほどかかります。釣りを終える前に頼んでおくと、釣りの片付け後にスムーズに食事をすることができます。

管理釣り場で塩焼きに
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POINT.1
専用の処理場でハラワタ取りをする
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POINT.2
焼き時間は、30分〜1時間程度が目安
塩焼きにするなら、18〜20cm程度の小型サイズがおすすめ!小型サイズは、骨がある程度柔らかく火が通りやすいので、魚の頭をカリカリして食べることができます。尾は飾り塩で、塩が多めなので食べるのは控えましょう。
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ニジマスの持ち帰り方
Take out
ニジマスなどの渓流魚を持ち帰ることを想定している場合は、小型のクーラーボックスを用意しておくと安心!釣ったニジマスのエラやハラワタをとり、氷などで保冷して持ち帰りましょう。ほとんどの管理釣り場では、持ち帰るときに塩を振ってもらうことができます。
管理釣り場などでのフィッシングやアウトドアに最適なクーラーボックス!
コンパクトで軽量のため持ち運びやすく、小物釣りに最適なサイズのクーラーボックスです。
重量 | 1.7kg |
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容量 | 8L |
内寸 | 15 × 28 × 19cm |
外寸 | 23 × 35 × 25cm |
13
まとめ
Summary
ニジマス釣りでは、大声をあげたり根がかりで竿を強くあおったり、魚の警戒心を上げないようにするのがポイント!まずは、釣果が下がることをしないように気を配ってみましょう!そして、餌は常にいい状態で流すようにします。定期的にチェックして、餌の鮮度を保つようにしましょう!
渓流や管理釣り場では、ニジマス以外の魚が釣れることもあります。それは、ヤマメやイワナ!ニジマス釣りに慣れてきたら、渓流魚の見分け方を知って、イワナ釣りなどにもぜひチャレンジしてみましょう!
ティーチャーの用語チェック | |
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活性 | 「餌をたべるぞ」という魚のやる気 |