テンカラ釣りは、日本古来の伝統的な釣り方です。主に、この釣り方はヤマメやイワナを狙います。仕掛けはシンプルで、繊細な釣りを楽しむことができます。毛鉤は自作するのが主流ですが、購入することもできるので、ぜひ挑戦してみましょー。
テンカラとは毛鉤(けばり)を使った渓流釣りで、日本の伝統的な釣り方です。渓流釣りで思い浮かぶスタイルは、このテンカラ釣りではないでないでしょうか。道具もシンプルで、竿・釣り糸・毛鉤で構成されています。
毛鉤はニジマスやヤマメなどの渓流魚が補食している虫を疑似餌にしたものです。イクラなどの餌に比べ魚がスレにくいと言われています。
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必要な道具
Tenkara
毛鉤のサイズは対象魚にあわせて調整します。サイズは#12を基準に、大型のニジマスを釣るなら#10程度、オイカワなど小型魚を釣るなら#14程度にするとよいです。
道具リスト
道具 | 内容 |
---|---|
竿 | 3m〜4mのテンカラ専用の竿(川幅が狭い:2.5m〜3m程度、川幅が広い:4m程度) |
道糸 | レベルライン(3号〜4.5号)、またはテーパーライン |
ハリス | 0.5~1号程度 |
毛鉤 | #12程度 |
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釣り方
Method
キャスティグにコツが入ります。まず竿を12時の方向に振ります。その反動で糸が跳ね上がり後ろに飛びます。後ろに飛んだ糸が伸びきるタイミングで2時の方向に竿を振りましょー。テンカラは長時間水中に流しません。10秒ほどで上げ、また再度振り込みましょー。
- 12時の方向に竿を振る
- 14時の方向に竿を振る
- 毛鉤を川の流せたり、誘いをする
- 10秒ほど様子をみて、再度振り直す
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釣り糸
Line
釣り糸は、レベルラインかテーパーラインというテンカラ専用の釣り糸を使います。全体の長さは、竿と同じ長さか竿より少し長い(20cm程度)にするとよいです。長すぎたり短すぎないようにします。
レベルライン
レベルラインは一定の太さの釣り糸です。一般的な釣り糸と同じロールに巻かれていいて好みの長さに調整できるのがメリットです。テーパーラインに比べると投げづらいので扱いは少し難しいです。
テーパーライン
テーパーラインは、一定の太さからテーパー(先細り)になっている釣り糸です。テンカラ用に投げやすい設計されています。
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毛鉤(けばり)
Kebari
毛鉤の種類は主に3種類あります。いくつか毛鉤を用意し、その日の川のコンディションにあった毛鉤を探りましょー。
普通毛鉤(ふつうけばり)
釣り糸の軸から蓑毛(みのげ)を直角に巻き付けている毛鉤です。毛鉤の基本的な形になります。
順毛鉤(じゅんけばり)
釣り糸の軸から蓑毛を後ろ斜めに傾けた毛鉤です。流すよりも誘い釣りで使われれることが多いです。
逆さ毛鉤(さかさけばり)
釣り糸の軸から蓑毛を前斜めに傾けた毛鉤です。順毛鉤の逆にしたような形になります。
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まとめ
Summary