あなたは渓流釣りのマナーやルール知っていますか?初心者の方にとって、マナーやルールはとても気になりますよね。知っておくと、自然の資源保護に貢献でき、釣り人同士のトラブルを未然に防ぐことができます。今回は、そんな渓流釣りのマナーやルールについて解説します!ぜひ、参考にしてみてください!
01
渓流釣りでは
Mountain stream
渓流釣りでは、釣り上がりが基本となります。釣り上がりとは、下流から上流へ上りながら釣りをすること。先行者優先で遊漁券の購入が必要になります。禁漁期間もあるので、あわせて知っておきましょう。渓流魚は、とても警戒心が高いため声や足音、魚との距離にも注意して移動しましょう。
02
先行者優先
First
渓流魚は、流れてくる餌を狙うため、上流に頭を向く習性があります。そのため、死角から釣りをするために、下流から上流へ釣り上がるのが基本になります。もし、自分より上流に釣り人がいたら、その人を追い抜いて釣り上がるのは、マナー違反。上流は、その日にまだ人が足を踏みいれず、渓流魚たちの警戒心も高くないベストな状態です。先に釣りをはじめていた方を追い越して、「絶好のポイントいただきだぜー!」となれば、当然釣り人同士のトラブルにつながります。先行者との間隔に明確な規則はありませんが、「遠すぎっ!」と思うぐらい十分な間隔を空けておくとよいです。また、入渓して下流に釣り人がいたら割り込んでいることになるので、下流へ移動しましょう。話す機会があれば、あいさつをしてコミュ二ケーションをとっておくとトラブル回避や情報交換に役立ちます。先行者が気なるときは、川を変えるのもひとつです。お互いが気持ちよく釣りができるように心がけましょう!
先行者優先
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POINT.1
渓流は釣り上がりが基本
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POINT.2
自分より上流の釣り人を追い抜かない
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POINT.3
入渓して下流に釣り人がいたら、下流へ移動する
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POINT.4
できればコミュニケーションをとっておく
03
迷惑駐車にならないように
Parking
マズメを狙う釣りでは、車での移動がほとんどですよね。車移動の場合、釣り場に駐車場が整備されているとは限りません。適当に止めやすい場所に止めてしまうと、地元の方たちの邪魔になってしまうことも…。事前に調べずに行くと駐車場探しで思わぬ時間をかけてしまい、マズメチャンスを逃してしまうことがあります。釣り場の周辺情報は、できるだけ調べておくと安心です。わからないときは、近くの釣具店や地元の方に訪ねてみましょう!
迷惑駐車にならないように
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POINT.1
事前に駐車場をチェック
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POINT.2
釣場近くの釣具店や地元の人に聞く
04
ゴミは持ち帰る
Dust
ゴミの持ち帰りは、マナーの基本ですね。釣りでは、釣り糸や仕掛けのパッケージ、ペットボトル、空き缶、タバコなどなど、何かしらゴミがでます。渓流の環境をキレイに保ち、他の釣り人が気持ちよく釣りができるように、必ず持ち帰りましょう。そのため、分別できるようにゴミ袋を何枚か用意しておくことをおすすめします。管理釣り場では、ゴミ箱が設置されている施設もあるので係員さんに捨てる場所を聞いておくのもよいですね。
ゴミを分別して持ち帰る
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POINT.1
ゴミ袋を何枚か用意しておく
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POINT.2
ラインの切れ端は、ポッケや靴の隙間に収納する
05
稚魚はリリースする
Release
釣った魚が明らかに稚魚の場合は、資源保護のためリリースを心がけます。逃がした稚魚は、来シーズンであなたの好敵手になるかも。稚魚のリリースは遊魚規定にも定められているので、各漁協サイトで対象対サイズをチェックしておきましょう。
小さい稚魚はリリース
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POINT
各漁協サイトで、リリースサイズをチェック
06
渓流管理釣り場では
Fishing Spot
渓流管理釣り場では、エリア分けされた渓流で釣りをします。ひとつのエリア選び、そこに渓流魚が放流されます。渓流釣りと同様に、渓流魚たちの警戒心を起こさないさようにしましょう。
07
他の専用エリアで釣りをしない
Area
渓流管理釣り場では、エリア分けされた渓流で釣りをします。ひとつのエリア選び、そこに渓流魚が放流されます。その釣り人の専用エリアとなるので、他の人がそのエリアで釣りをするのは厳禁!これは、管理釣り場のルールになっています。釣り人がいないからといって、仕掛けを投げるのはトラブルにつながるので絶対にやめましょう。たまに、気にせず投げ込む人を見かけます…。ただし、釣り人が釣りを切り上げ、完全にフリーなエリアなったら、自由に釣りをすることができます。自分の専用エリア外で釣りをするときは、釣り椅子や釣具が置かれていないか確認してから行いましょう。
自分の専用エリア外で釣りをするとき
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POINT
釣り椅子や釣具が置かれていないか確認
08
まとめ
Summary
渓流釣りをはじめ、さまざまな釣りでマナールールが大切なことは言うまでもありません。トラブルが起きてしまうと、その日の釣りは楽しくなくなります。他の釣り人のことも考え、モラルを大切にして渓流釣りを楽しみましょう!
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