FISHING

イワナの釣り方!爆釣するベテラン釣り師のエサ釣りとは?

イワナは、その習性を知り的確なアプローチをしないと釣り上げるのが難しい魚です。狙うべきポイントを狙わないと釣果を上げることができません。そんな初心者の方が知っておきたいイワナの釣り方をご紹介します。ベテラン釣り師から聞いたお話もまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。


イワナ(岩魚)は、水温が15℃以下で、急流よりも緩やかな流れを好みます。渓流魚の中でも高水温が苦手な魚です。性格は獰猛で、共食いや小さなヘビなども補食してしまいます。活性が高いと、水面に餌をチョンチョン垂らしているだけで飛びついてくるそうです。その反面、臆病な性格していて警戒心が起きると、物陰の奥へ隠れ、なかなかでてきません。

  • POINT.1

    15℃以下の冷水を好み高水温が苦手

  • POINT.2

    急流よりも緩やかな流れを好む

  • POINT.3

    岩のエグレや底に定位する

イワナは、大岩のエグレや急流で白泡が岩をかむ場所に身を潜め定位します。平均的なサイズのイワナは、表層にいることもありますが、尺超えの大イワナは、より警戒心が高く賢いので、岩のエグレの奥や底に動かずに定位していることが多いです。

イワナ

  • 和名

    イワナ

  • 流域

    渓流 〜 源流

  • シーズン

    一般的には3月〜9月

  • 産卵時期

    10月〜11月

管理釣場の人
管理釣場の人
産卵時期になると、オスがメスを追いかけ回して餌の食い付きが悪くなる。だから難易度が上がる傾向にあるよ。

02
釣りやすいタイミング

Timing

イワナが釣りやすいタイミングとして「マズメ」があります。朝明るくなる前の「朝マズメ」や夕方暗くなる前の「夕マズメ」はチャンスです。補食するすため、じっと動かない尺者も動きやすくなります。また、上流に行けば行くほど、常に釣れやすい状態だと言われています。川幅が狭くなりエサが乏しくなるため、魚がエサに対して常に貪欲になっています。

  • POINT.1

    朝・夕マズメ

  • POINT.2

    川幅が狭くなりエサが乏しい上流域(源流)

  • POINT.3

    雨による増水

雨が降り増水するとイワナは川を遡る習性があります。この遡るタイミングもチャンスになります。水に濁りがでることで、警戒心がとけて物陰から出やすくなります。増水は釣果アップが狙えますが危険も伴います。とくに上流域での釣りでは水位が急激に上がりやすいです。ひどい悪天候は命に関わるので、釣行を控えましょう。

03
仕掛けはミャク釣り

Miak


イワナ釣りは、生餌を使ったミャク釣りがおすすめです。重りによってイワナが定位している底を狙うことができます。渓流釣りの初心者の方で、ウキ釣りをしている方は、ぜひミャク釣りに切り替えてみましょう。繊細なアタリを感じ取れるため、より渓流釣りを楽しむことができます。

必要なアイテム

  • 竿

    延べ竿

  • 天井糸

    1号〜2号

  • 道糸

    ナイロン(0.8〜0.1号)

  • ハリス

    0.6号

  • 目印

    3個程度

  • オモリ

    ガン玉(3B〜5B)

  • ハリ

    イワナ針など

初心者の方は、仕掛けセットを購入するとよいです。リリアンに結べばよいだけなので簡単に準備できます。仕掛けセットには、適正な延べ竿の長さがあるので忘れずに確認します。

簡単にイワナの仕掛けをセット!初心者や入門の方におすすめ!

仕掛けを作るのが苦手方におすすめです。手軽にセットでき、予備のハリ(ハリス付)もあるので、ロスト時の交換も安心です。

適正竿 5.4m 道糸 1号
ハリス 0.8号 ハリ 7.5号

04
延べ竿の選び方

Rod

延べ竿は、先調子の硬調がおすすめです。ほどよい硬さで誘う動きをつけやすいです。渓流が開けている場所であれば、4.5〜5.4mの長さが扱いやすいです。長さがあることで、魚との距離を空けることができ、警戒心を起こすリスクを減らすことができます。奥の届きにくいポイントも狙うことができます。

長めを選ぶワケ

  • POINT.1

    魚との距離が空き、警戒心のリスク減

  • POINT.2

    奥の届きにくいポイントを狙える

短めの延べ竿も用意できると、木の枝がせり出したポイントや川幅が狭いポイントで投げやすく、臨機応変に対応できるようになります。

39cmという仕舞によりコンパクトに収納しやすく、小物釣りに幅広く使える万能竿!

管理釣り場などで万能に使えるちょうど良い長さの延べ竿です!仕舞が39cmとコンパクトになり持ち運びやすくなっています。

硬さ 硬調
全長 4.5m 重さ 122g
継数 15本 仕舞 39cm

軽さ、感度、操作性の基本性能に優れたシマノの延べ竿!

軽くて使いやすく、竿キャップに仕掛けが巻けるのが便利な延べ竿です。

硬さ 硬調
全長 5.25m 重さ 110g
継数 12本 仕舞 51.5cm

渓流釣りをはじめ、1本で様々な釣りを楽しみたいという方におすすめ!

使いやすい先調子と2Wayズームが搭載されています。固着防止対策もされているので安心して使うことができます。渓流管理釣り場や防波堤などの小物釣りに最適で、初心者の方にも扱いやすい延べ竿です。

2Way 49-53
硬さ 超硬調
全長 5.3m 重さ 147g
継数 12本 仕舞 50cm

05
エサの選び方

Bait

イワナ釣りのエサは、川虫やミミズ、ブドウ虫などがおすすめです。

川虫は、渓流魚が常食している最も好む餌です。同じ川虫でも生息環境によって体色に微妙な違い生じているこがあり、この差が釣果に影響することがあるようです。実際の生息環境で補食している川虫を採集して使用すれば、釣果にアップに期待できます。川虫のポイントを探して採集しなくてはいけないので中級者〜向けのエサといえます。釣り人レベルが上がってきたら、ぜひ採集してみましょう。釣具店でも購入することができます。

川虫

  • 種類

    クロカワ虫、オニチョロ、キンパク、ヒラタ、ピンチョロなど

  • 刺し方

    お尻から刺し、足からハリをだす

ブドウ虫は、ボリュームや動き、臭いによるアピールが効果的です。釣具店で手軽に購入できるので、初心者にも扱いやすいエサです。

ブドウ虫は渓流で万能に活躍してくれるエサで、色を変えることで釣果アップにつながることも。

ブドウ虫

  • 白、灰、赤、緑など

  • サイズ

    M 〜 L

  • 刺し方

    お尻から刺し、頭の少し下にハリ先をだす

ミミズは、渓流の定番エサです。雨による増水や少し濁りがある状況で釣果アップが期待できます。大イワナを狙う特効薬としても活躍します。ミミズの種類は、シマミミズ(キジ)やドバミミズになります。シマミミズは釣具店で購入することができますが、ドバミミズは購入できず、1匹単価で高値で取引されるほど人気のエサです。ドバミミズは太さや活きが申し分なく、大きいサイズを1匹掛けすれば大物狙いができます。

ドバミミズは、落ち葉の溜まり場や日陰で湿った土にいることが多い。良型サイズは大物狙いに最適。

ミミズ

  • 種類

    シマミミズ、ドバミミズ

  • 刺し方

    通し刺し、チョン掛け、房掛け

夏から秋にかけては、陸生昆虫のバッタやトンボも補食するので、見かけたら捕まえて餌にしてみましょう。

ニャンきち
ニャンきち
トンボを捕まえたら、羽を取ってハリに付けるといいニャ!

いろいろな状況で使える万能なブドウ虫!

渓流で嗜好性が高い餌で、イクラで釣れなくなった時の餌替えにも効果的です。

1パック 約28匹

06
エサは鮮度が命

Bait

エサは、鮮度が落ちないように保存に気をつけるようにします。とくに夏場は暑さで弱りやすいです。活きが弱ってしまうと、アピール力も弱くなり釣果が落ちてしまうのは言うまでもありません。せっかく採取した川虫も足がとれてしまったり死んでしまっては、喰いつきが落ちてしまいます。保冷に優れたエサ箱を用意して、湿らせたミズゴケをセットしてあげましょう。小型の保冷剤も用意すると鮮度を長持ちさせることができます。

内缶がステンレスで虫の臭いが付きにくく、エア断熱仕様の餌箱!

フタがマグネット式の開閉で使いやすくなっています。首かけもできるので餌の取出しがスムーズに行えます。

品番 CS-131N
サイズ 15 × 11.6 × 7.6cm

2種類の餌を収納でき、首掛けベルトで使いやすさも優れた餌箱!

深底で餌をたっぷり収納できます。餌の小分けに便利なチョイ置きトレーも便利なポイントです。

サイズ 約18.5 × 12 × 8.5cm

適度な湿気やクッション性で、エサを乾燥やキズから守る!

ちぎりやすく扱いやすい水苔です。超圧縮なので、吸水後はかなり膨らむので量に気をつけます。

サイズ w280 × h60 × d130mm
重量 0.15kg

07
ラインの選び方

Line

道糸やハリスのラインは、太めがおすすめです。大イワナが掛かったときも、十分に対応することができます。ラインを太くすると水の抵抗が大きくなり、エサが沈みにくくなりますが重めのガン玉でカバーします。ハリスは、道糸よりもワンサイズ落とします。細くすることでエサの動きを良くし、根掛かり時にハリスだけ切れるようにできます。

ライン

  • 道糸

    0.8〜1号

  • ハリス

    0.6号

底を狙うイワナ釣りで、0.3〜0.4号の細糸を選んでしまうと、根掛かりや魚のやりとりで切れるリスクが高くなります。ハリスの消耗が激しくなるのでおすすめしません。一度水に濡らしたラインや長時間の使用したラインは強度が落ちるので破棄するようにします。

糸ヨレとチヂレを徹底解消した渓流に特化したナイロンライン!

ナイロンの弱点である吸水性による劣化を防ぎ、耐摩耗性の大幅アップさせたラインです。

素材 ナイロン
全長 60m

08
目印の付け方

Marker

目印は風の抵抗をなくすために、結んだら小さくカットします。風の抵抗を減らすことで、仕掛けが巻き上げられるのを防ぐことができます。

  • POINT.1

    目印を小さくして風の抵抗を減らす

  • POINT.2

    位置調整は、ラインを張ると調整しやすい

水面の上に出して、水深によって位置調整するようにしましょう。目印の位置を調整するときは、ラインを張った状態で行うと調整しやすいです。

09
ガン玉の選び方

Shikake


オモリのガン玉は、4B、5Bや段打ちをして重くします。流れの強さに合わせ、仕掛けを沈めると停止に近い状態にします。ガン玉からハリまでの長さは15cm〜20cmほど短めにします。だいぶ重くなり根掛かり率が格段にアップするので、仕掛けのロストに気をつける必要があります。

  • POINT.1

    4Bや5B、段打ちをして重くする

  • POINT.2

    ガン玉からハリまでの距離は短くする

  • POINT.3

    動く程度に緩めで固定する

ガン玉を固定するときは、動く程度に緩めに固定します。根掛かり時にガン玉が動き、回収率が高くなります。回収率を高めないとハリスの消耗がヤバくなります。緩めの固定によって、ライン切れも防止することができます。オモリを重くすると、遠くの好ポイントへ投げやすくなります。岩陰の底に定位して下へ意識を向けているイワナに、しっかり餌を見せてアピールしましょう。

アングラー
アングラー
ベテラン釣り師と話す機会があったら、オモリを見せてもらうといいぞ。

しっかりと沈めて、底に潜むイワナにアピールしたいときに!

柔らかいガン玉なので、付け外しが容易で扱いやすいです。

サイズ 5B

10
ハリの選び方

Hook

渓流釣りのハリは、7号が基準です。イワナ釣りの場合は、8〜9号の少し大きめがおすすめです。小さいハリだと口に弾かれてしまい、ハリ掛かりが悪くなります。大きめを選ぶことで、がっちり掛かりバラしにくくなります。細軸のハリは、イワナが掛かったときに伸びてしまうことがあるので気をつけます。

おすすめのハリサイズ

  • SIZE

    8〜9号の大きめのハリ

低水温で活性が低いときは、吸い込みやすいようにハリのサイズを落とすと効果的な場合があります。

11
「誘う釣り」で狙う

Sasou


イワナ釣りでは、川の「流れにのせる釣り」が基本ですが「誘う釣り」がおすすめです。ポイントに仕掛けを投げたら、延べ竿を20cm程度軽く手首で上下させます。速すぎず遅すぎといったリズムでしょうか。そして時折、上流側へ軽く延べ竿を流し、変則的な動きを加えます。この動きを繰り返します。たったこれだけの動きですが、根掛かりが起きやすくコツが必要です。ぜひ、釣れる「誘う動き」を探求してみましょう。

アングラー
アングラー
じっとしているイワナも突然反射的に喰ってくる。その瞬間を狙うんだ。

12
狙うポイント

Point


イワナを狙うときは、岩がエグレている岩陰ポイントを狙います。対岸側の岩陰の方がイワナがいる可能性が高いです。他にも流れが速く白泡が立っていて岩を噛んでいるポイントを狙います。

岩がエグレている岩陰

岩がエグレた岩陰は、積極的に狙います。届きにくい対岸側であれば、イワナが潜んでいる確率が高くなります。白泡があると、魚にとって釣り人の足音や姿が感知しづらくなるので、ポイントにある程度近づくことができます。

急流で岩を噛んでいる

急流で岩を噛んでいるポイントに落とし込みます。大岩でなくてもイワナはつきます。気配を消して少し距離を空け、死角から狙うとよいです。

13
アタリとアワセ

Hit

アタリは、目印の動きや手に伝わるピクピクとした動きで判断します。居食いしていることもあるので、手にアタリが伝わらなくても目印に些細な変化がみえたら、竿を少し立ててアタリかどうか確認します。

ポイント

  • アタリ

    手に伝わらなくても、目印の些細な変化をチェック

  • アワセ

    ひと呼吸おいて、竿全体で合わせる

イワナはアタリがきたら、すぐ合わせるのではなく、ひと呼吸おいてから合わせるとよいです。竿をゆっくり上げて、アタリを確認してから合わせましょう。イワナは、ヤマメと違いすぐエサを吐き出すことが少ないので、ハリを飲み込みやすいです。ハリのサイズを大きくすることで飲み込みを抑えることができます。

14
イワナの食べ方

Eat

イワナは、定番の塩焼きが美味しいですが、唐揚げなどさまざまな食べ方があります。

塩焼き

塩焼きは川魚の定番の食べ方です。肉厚なイワナをガブリとかぶりつくのは鉄板のスタイルです。

唐揚げ

唐揚げは、1匹まるまる姿揚げにします。表面は皮目がカリッとして中は肉厚でホクホク。しっかり揚げれば、頭から尾まで骨ごと食べることができます。塩焼きとは違う味わいを堪能できます。

産卵時期では卵をもったイワナが釣れることがあります。卵は塩水で軽く洗い、わさび醤油で食べることができます。新鮮な卵は濃厚な味わいで、イワナ以外にもヤマメやニジマスの卵も食べることができます。

他にも「焼き枯らし」や「イワナ汁」など、源流釣行ならではの食べ方があります。

15
まとめ

Summary

渓流釣りでは、釣り人によって仕掛けや釣り方が違ったりします。セオリーな方法もあれば、そうでない方法もあったり…。釣りの面白さのひとつでもあります。まずは、自分がやりやすい釣法を取り入れるとよいです。そして、慣れてきたらアレンジを加えてみましょう。イワナの習性や定位するポイントを理解して、しっかり狙えるようにしましょう。そうすれば、おのずと尺イワナがみえてくるかもしれません。

ジョン
ジョン
さまざまな仕掛けを聞いたり調べるといいワン!
ニャンきち
ニャンきち
シンプルなほど奥が深いんだニャ〜!
ティーチャー
ティーチャー
このページにでてきた用語のおさらいでやんす。覚えてるでやんすか?
ティーチャーの用語チェック
段打ち 複数のガン玉を付けること
関連記事