キャストしてからリトリーブする時に、ロッドティップ(穂先)の高さを調整することでルアーの泳層を調整することができます。泳層をコントロールすることで魚がいる水深に効果的にアピールすることができます。ロッドティップの高さをでルアーの泳層がどのように変化するか知っておきましょー。
ロッドティップを目線より高く上げるとルアーが浮きやすくなるので、表層を探りやすくなります。浮きやすい分、表層をスローリトリーブで探ることもできます。
障害物に軽く引っかかった時は、さらにロッドを立てることで回避しやすくなります。沈むルアーの場合は、リトリーブを止めずロッドを立て早巻きで浮かせると回避させやすくなります。
ロッドティップが曲がり込むほど高く上げすぎると振動が発生してルアーの動きを吸収してしまいます。ルアーの動きが十分に発揮されなくなってしまうので注意します。
02
胸の高さにする(中位置)
Middle
ロッドティップを胸の高さにすると、幅広い泳層に対応しやすいです。リトリーブの速さを調整することでルアーの泳層を調整します。
この時にロッドとラインが一直線にならないようにします。一直線にしてしまうと、ルアーに掛かった力が吸収できずラインブレイクを起こしたりトラブルが起きてしまう可能性があります。少しロッドを上げて、ロッドティップとラインの角度が浅い「への字」に程度になるようにするとよいです。
03
水面近くにする(下位置)
Down
ロッドティップを水面近くに下げるとルアーが平行移動させやすくなり、底層を探りやすくなります。平行移動しやすのでスローリトリーブでも探りやすくなります。ラインが水面に近くなることで風の影響を受けにくくなり糸フケを抑えることもできます。
アワセの時はロッドティップを下げている分、上に振り上げる幅が大きくなるのでタイミングが遅れやすくなります。
04
泳層を想像する
Imagination
水中は見えません。ロッドティップの高さやリトリーブの速さで、ルアーがどの程度の泳層を泳いでいるか想像してみましょー。そうすることで、魚が表層〜底層のどこに居るか分析することができます。
探る方法のひとつとして、遠くにキャストしてルアーを沈めます。ロッドを立て気味にしてリトリーブしルアーを浮かせていきます。「この程度かな?」という自分の狙いたい泳層に入ったと思ったら、リトリーブしながら徐々にロッドを下げていきます。そうすることで一定の水深を泳がせやすくなります。
ルアーの特性も考えながら、テクニックをピカピカ磨いていきましょー。
05
まとめ
Summary