魚のウロコ侮れませんよね‥。渓流魚はウロコが小さいため、基本的に取りません。しかし、アジやキス、タイなど海の魚は、ウロコは必ず取らなくてはいけません。
何も対策せずウロコに挑むと、その数と飛び散りに撃沈されます。
今回は、そんなウロコの処理をカンタンにしてくれるウロコ取りをご紹介します。最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
目次
01
ウロコを剥がすのは大変
If
魚のウロコって細かくて、包丁の背でガリガリすると、とにかく飛び散ります。おうちのキッチンでは、後片付けが大変になること確定です。
また、しっかりウロコ取らないと、食べたときにウロコが舌に残って、なんとも言えない不快感。最後の最後でウロコにカウンターパンチをもらうのは避けたいところですよね。
面倒と感じてしまうと、せっかくの釣りや魚料理のモチベが大低下なんてことになりかねません。

あちこちにウロコがピンピン飛ぶとストレスに‥
少しヌメリのある魚を扱うと、手をすべらせてしまい手をケガしてしまう可能性もあります。
そんな面倒で後片付けも大変になりがちな処理をラクにしてくれる救世主、それがウロコ取りなんです。
こんなことに
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POINT.1
飛び散って後片付けが大変
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POINT.2
細かい部分の取り残し
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POINT.3
滑って手をケガするかも
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POINT.4
食べたときに、舌に残る
02
ウロコ取りとは
About
ウロコ取りは、魚のウロコを取るための専用アイテム。凸凹の刃で魚なでることで、ガリガリとウロコを剥がすことができます。
おうちなら、なんといってもウロコが飛び散らない構造になっているのが超便利。飛び散りを抑えることで、その後の後片付けが、かなりラクになります。
釣りが好きだったり魚をさばく機会が多い人にぴったりなアイテムです。

出典:amazon
ウロコ取り
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POINT
魚のウロコを剥がす専用アイテム
03
知っておきたい素材
Sozai
ウロコ取りの素材は、ステンレスや真鍮、プラスチックがあります。使う場所に最適な素材を検討してみてください。
真鍮(しんちゅう)製
真鍮は、耐久性やに優れ腐食に強い素材です。使いこむほど表面の色合いが変化し味わいがでます。釣りなどのアウトドアにおすすめです。
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POINT.1
耐久性や腐食に強い
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POINT.2
アウトドアに最適
ステンレス製
ステンレスは錆びにくく、錆によって不衛生になることがありません。光沢があるのでデザインや質感に優れ、家庭用としておすすめの素材です。
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POINT.1
錆びにくくデザイン性が高い
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POINT.2
おうちのキッチンに最適
ABS樹脂・食品用ゴム製など
ABS樹脂や食品用ゴムなどは、樹脂やゴム素材のため手をケガするリスクを減らし安全性に優れます。
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POINT.1
ケガのリスクを低減
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POINT.2
おうちのキッチンに最適
04
選び方
Point
魚のウロコは、小さいものから硬いものまで逆撫でするようにバリバリ取るので、激しく飛び散ります。
キッチンのシンクや手について、乾くとぴったりくっついて剥がしにくい。地味なストレスです。さらに、水に濡れているウロコは透明で見つけにくいんですよね。
キッチンで使うなら、飛び散り防止のカバーやケースなどがあるウロコ取り一択です。
ココをチェック
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POINT.1
ウロコの飛び散り対策がある
-
POINT.2
洗いやすく、お手入れが簡単
洗いやすい構造は、ウロコの洗い残しなどのストレスを減らすので確認しておくとよいです。
05
ウロコ取りの使い方
How to
ウロコ取りは、基本的に魚のウロコ対して、左右に反復させてガリガリと削っていきます。
ウロコが向いている方向に対して逆撫でするときに、一番ウロコが取れます。ウロコがなくなったと思っても、魚の向きや角度を変えて削ると、ウロコの取り残しがなくなります。
頭や尾の先端にも細かいウロコがあるので、忘れずに丁寧に取りましょう。
使い方
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POINT.1
魚の向きや角度を変える
-
POINT.2
頭や尾も剥がす
06
後片付けをカンタンにする方法
List
ウロコを取るときに、透明のビニール袋を用意して、袋の中で行うと飛び散りをシャットアウトできます。
ウロコを取ったあとは、内臓取りがありますよね。まな板の上に新聞紙を乗せて処理をすると、血がまな板に移るのをガードできます。取り出した内臓は、そのまま新聞紙にくるんでポイするだけ。ステキです。
ちょっとしたひと工夫で、後片付けをラクにできるので、ぜひお試しあれ。
アイテム
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ウロコ取り
透明のビニール袋
-
内蔵取り
まな板の上に新聞紙
07
キッチン用ウロコ取り
List
おうちのキッチンで使うなら、ステレンレスやプラスチック製でデザイン性のあるウロコ取りがおすすめ。水に濡れていると、握り部分が滑りやすいので扱うときはケガをしないように。
洗いやすい一体型に加え、うろこカバー付きで大きいウロコと小さいウロコをキレイに取れる!
先端部分のギザ刃でヒレの近くなど細かい部分のウロコもキレイに取れます。ステンレス一体型なので汚れがつきにくく洗いやすい形状になっています。
型番 | DH-3016 |
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素材 | ステンレス |
サイズ | 28 × 212 × 56mm |
重さ | 87g |
ウロコが飛び散りにくいケース付のウロコ取り!キッチンを汚さなから後片付けが簡単!
ウロコが飛び散らずケースに溜まっていくので、後片付けが劇的にラクになります。小型魚のウロコを取るのにも便利です。
素材 | AS樹脂、ABS樹脂 |
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サイズ | 17 × 4 × 2.6cm |
力入らずでウロコが飛び散らない、特許取得済商品!形状がシンプルだから洗いやすさも抜群!
ウロコの硬い魚や小さい魚まで幅広く対応できます。面の角を利用すれば尾ビレなど細かい部分も取り残しなく取れます。
素材 | 高強度食品用ゴム |
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サイズ | 21 x 11 x 8cm |
なぞるだけで飛び散らない!ヒラメなどの粘りのある細かいウロコも手早くきれいに!
なぞるだけで粘りのあるウロコからないウロコまでキレイにとれます。独自の設計でウロコが飛び散らず、身をキズつけにくくなっています。
素材 | ステンレス |
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サイズ | 8.5 × 24.3 × 3.5cm |
手作業の約3倍以上の能力!小型軽量で手が疲れないから女性にもおすすめ!
鯛、ひらめ、キスなど、幅広いサイズの魚に対応できます。ウロコが飛びちらず、耐久性や防水性にも優れています。
素材 | ステンレス |
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サイズ | 26.5 x 5.6 x 5.6cm |
08
釣行用ウロコ取り
List
釣行先などで処理場があるときは、ガシガシ使える耐久性のあるウロコ取りがおすすめです。
小さな魚のウロコも取りやすい!楕円の形状が細かな所や血合い掃除にぴったり!
細かいウロコが得意とするウロコ取りです。大きい魚や、血合い取りにも活躍します。
素材 | ステンレス |
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サイズ | 215mm |
耐久性に優れ、大型魚のウロコもガシガシ取れて使いやすい!
魚の皮もいためずに軽くなぞるだけでウロコがキレイに取れます。海釣りなど釣行のお供におすすめのウロコ取りです。
素材 | 真鍮 |
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サイズ | 大、小 |
09
手に魚の臭いを取る方法
Smell
魚のウロコ取りで、魚を触っていると魚の臭いが手につきます。この臭いは、一般の石鹸では完全に落とすことが難しく残ることがほとんどです。手の汚れは落ちたけど、臭いが残ってると何か不快に…。そんなときは、専用の石鹸を使うことでスッキリ消臭することができます。
半永久的に使うことができる脱臭専用石鹸!
ステンレスと水と空気の触媒反応を利用した石鹸です。ステレンスなので錆びにくく半永久的に使える逸品です。使う時は、普通の石鹸と同じように流水で使います。
重さ | 87g |
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素材 | ステンレス |
石油系界面活性剤、着色料不使用!手のしわ、爪の間の細かい隙間汚れもすっきり!
こんにゃく由来のスクラブ配合で、手の細かい隙間もしっかり洗えます。洗い後は、ほんのり良い香りでとても気持ちがよいです。
サイズ | 63mm × 37mm × 123mm |
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重さ | 80g |
10
便利なアイテムで
カンタンに下処理
KAI

出典:貝印公式オンラインストア
はじめて魚の下処理をしてさばくとなると、なんか難しそう‥。そんなときは、キッチン用品で人気の貝印のアイテムをチェックしてみてください。
魚をさばくための便利なグッズたちが揃っています。ウロコを上手に取れても、魚によっては骨抜きや3枚におろしが必要になってくるわけで。それらがカンタンに処理できれば、面倒にならず釣りや料理をより楽しめますよね。
釣り好きのお父さんや友人にプレゼントするのにもぴったり。


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魚さばきグッズ 4点セット
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まとめ
Summary
ウロコの飛び散りは、魚を料理するのにモチベーションを下げる大きな要因となります。ウロコ取りを使うと力入らずで簡単に取れ、飛び散らないのでストレスが激減します。下処理の時間短縮にもなります。せっかく魚を釣っても調理にネガティブになっている方は、ぜひ、ウロコ取りアイテムを手に取ってみることをおすすめします。
ティーチャーの用語チェック | |
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真鍮 | 銅と亜鉛との合金 |
SEA FISH STYLE
SEA FISH ITEM