釣り糸を扱う上で欠かせないラインカッター。とくにPEラインを扱うときは、切れ味が求められます。今回は、そんなラインカッターについて解説します!
01
ラインカッターとは
Line Cutter

ラインカッターは、釣り糸をカットするためのカッターです。釣り糸を扱う上で欠かせないアイテムです。ほとんどのタイプは、錆に強い材質を採用していて、釣りで使いやすい形状になっています。ラインカッターを選ぶときに大切になるのは、やはり切れ味!とくに、PEラインを扱うときは、切れ味が悪いと時間がかかりストレスにつながります。主に、爪切り型やハサミ型、電熱型があるので、スタイルにあわせて揃えましょう。気になるラインカッターは、レビューもチェックするとよいです!
ラインカッター
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POINT.1
仕掛け作りに欠かせないアイテム
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POINT.2
選ぶときは、切れ味を必ずチェック
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爪切りタイプ
Type

爪切り型は、そのコンパクトさが魅力なラインカッターです。ピンオンリールと組み合わせて、釣りバッグなどに装着すれば、レスポンスよく扱うことができます。他のタイプに比べ、ケガもしにくい構造!切れ味はやや劣る傾向にありますが、ナイロンやフロロ、細いラインを使う釣りに便利です。渓流釣りやバス釣りなどにぴったりです。
爪切りタイプ
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POINT.1
ナイロン、フロロ、細いラインに
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POINT.2
携帯性が抜群
爪切りタイプには、針(ニードル)が付いたタイプもあります。この針は何に使うのか?これは、主にフライフィシングで使います。フライを瞬間接着剤など仕上げるときに、フックのアイを塞いでしまうことがあります。針を使うことで、詰まった接着剤を取り除くことができます。他にも、ラインが絡まった状態の結び目を解いたり、ラインで作った輪っかを一時的に掛けておくことができます。
03
ハサミタイプ
Type

ハサミ型は、切れ味が抜群なラインカッターです。PEラインをスパスパ切れるタイプが欲しい方は、ハサミ型がおすすめ!幅広いラインに対応できるので、全魚種に対応でき、ストレスなく扱うことができます。ハンドルサイズが大きい対応であれば、フィッシンググローブをした状態でも扱いやすいのでチェックしてみましょう。
ハサミタイプ
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POINT.1
PEライン、ナイロン、フロロに
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POINT.2
切れ味が抜群
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電熱タイプ
Type

太いラインや強度が強いラインは、ライターで焼き切る方法があります。でも、強風が吹いてると、ライターでは威力を十分に発揮できません。そんなときは、電熱型のタイプがおすすめ!強風に左右されず、熱で確実にラインをカットします。防滴機能が搭載されたモデルも多くあります。熱で溶かしてカットするので、切り口がほつれにくく、結び目の抜け防止のコブを作ることが可能!冬の寒い時期に手がかじかんでいるときにも重宝します。ただし、他のタイプに比べて、ケガのリスクがあるのがデメリット。高熱を発するので、火傷には注意しましょう。小さいお子さんがいるときは、手が届かないように管理しましょう。
電熱タイプ
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POINT.1
PEライン、太いライン、強度があるラインに
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POINT.2
切り口がほつれにくい、焼きコブを作れる
05
使い方
Usage

ラインカッターは、仕掛け作りに必要で、何かと出番が多いアイテムです。タックルボックスに収納するよりも、ピンオンリールと組み合わせるのがおすすめ。組み合わせるときは、ピンオンリールが装着できる穴が搭載されているかチェックしましょう。釣りバッグやベルトに装着することで、使い勝手が格段にアップします。防錆加工がされているモデルが多いですが、油断は禁物です。錆は、切れ味を落とす大敵!長く愛用するためにも、海釣りでの使用後は、軽く水洗いして保管するとよいです。
使い方
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POINT.1
ピンオンリールと組み合わせる
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POINT.2
釣りバッグやベルトなどに装着する
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おすすめラインカッター
Select

コンパクトで身に付けておくと便利なベルモントのラインカッター!
ナイロンやフロロの細いラインをカットするのに、使い勝手のよいラインカッターです。
材質 | ステンレス |
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タイプ | 爪切り型 |
錆びにくいステンレス製!細かい作業がしやすい斜刃ラインカッター!
斜刃で細かい作業がしやすく、バス釣りなど頻繁にラインを結び直釣りにおすすめです。
材質 | ステンレス |
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タイプ | 爪切り型 |
手袋したまま使えるビッグホールハンドル!ピンオンリールの装着も可能!
切れにくいPEラインをスパっとカットしてくれます。イライラを低減するストレスフリーなラインカッターです。
材質 | ステンレス |
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タイプ | ハサミ型 |
無酸化焼入れを施して硬度アップ、切断性能をさらに向上!切れにくいラインも簡単カット!
PEラインをはじめ、フロロカーボンやナイロンラインもよく切れるので、作業効率をアップさせることができます。
材質 | ステンレス |
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タイプ | ハサミ型 |
瞬時に1200℃まで上昇するタングステン製電熱線!PEラインのほつれも低減!
ワイヤーの熱によってワンタッチで、素早くラインをカットできます。予備電熱線1個入りです。
タイプ | 電熱型 |
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水飛沫の影響にも負けない防滴機能や開閉蓋のロック機構などを搭載!どんなラインも一発カット!
船釣りでの仕掛け作りや、風や船の揺れでコブ作りが難しい状況で活躍してくれるラインカッターです。
タイプ | 電熱型 |
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ラインの材質と太さに合わせて2段階の温度調節!発熱を知らせるLED付きラインカッター!
繰り返し使える充電式のラインカッターです。ヒート部を掃除するブラシも付いています。
タイプ | 電熱型 |
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ラインの切れ端の処分
Disposal

ラインを扱うと、必ず使わない切れ端がでます。その都度、ゴミ袋に入れるのは面倒になります。ベストのポケットや靴の中を入れると、回収がスマートにできます。細かい釣り糸のカスがでるときは、タックルボックスの上で作業しましょう。
釣り糸の収納
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POINT.1
ベストやズボンのポケット
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POINT.2
靴の中
釣り場に行くと、よくラインが回収されずに捨てられているの見かけますよね?バックラッシュしたであろう大量のラインや切れたハリスなど。ゴミを持ち帰るのは、釣り人として最低限のマナーです。自然や魚たち、他の釣り人のことを考え、必ず持ち帰りましょう。
08
取出しやすさ、携帯性をアップ
Mobile

ラインカッターは、使用頻度が多いアイテム。必要なときに、荷物の置き場所に戻るのは面倒でストレスに。いつでも手に取れるように、ピンオンリールの装着がおすすめです。コンパクトなラインカッターは、紛失もしがち。そんな落下、紛失の防止にも役立ちます。装着する箇所にあったタイプで、手元まで伸ばせるかワイヤーの長さを確認して選びましょう。
09
まとめ
Summary
ラインカッターは、タイプによって特徴があります。切れ味に加えて、釣行スタイルにあったタイプを選びましょう。ピンオンリールと組み合わせると、使い勝手がアップするのでおすすめです!
ティーチャーの用語チェック | |
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PEライン | ポリエチレンと呼ばれる繊維を複数編み込んだライン |